あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

富士登山日記⑦

2003年09月01日 | 生活
・・・・と言いつつ、なぜか名称上は「九合目」ってのが無いのが富士登山(笑)。

まぁ「本八合目」ってのが「九合目」みたいなモンで、標高3360m。
ここから頂上(標高3776m)まで、所用時間にして80分。

最後のひと登りなのだ。

そのひと登りで「渋滞」が発生している(涙)。

道なりに照明が点いているのだが。うっすらと浮かび上がる「立ち止まった登山者たち」(笑)。

なんだ、この異様な光景は。

「白く浮かび上がる杖持った人々」だから巡礼者の一群にしか見えんぞ(笑)。なんか、コワイじゃないか!

新たな困難を前に、我々は「待機」する事に決定(つ~か、それしかねぇじゃん)。

山荘脇の石垣に、風を避けながら寄りかかれるスペースを発見。腰掛けて岩の間に隠れる。

ニットキャップを被り、ウィンドブレーカーの裾を絞って防寒に務めるが、さすがに汗が冷えて寒い。
それでもスッポリと岩に入り込んで、私はウトウト。
寒さに耐えながら岩肌に身を寄せながら仮眠なんて、登山者らしいじゃないか!

つ~か、やっぱ睡眠不足なんだよ!!!!

・・・なんて考えてたら「行きますよ」と、S氏に起こされて。

少しは渋滞が解消した登山道を再び登る。
う~ん、さっき登山道沿いの照明ありって言ったが、やっぱ足元暗いなぁ。リュックに懐中電灯しまわなきゃ良かった(苦笑)。
手で岩を掴むコト増えたんで、片手に持ってると邪魔なんだなぁ。S氏みたいに頭にベルトで着ける懐中電灯を買っときゃ良かった。
しかも、「オレは素手で持った感覚が好きなんだ」とか訳の分らないコト言って、軍手じゃなくって指抜きタイプの手袋つけてるから。ヨロけて岩に手を着いたら、火山岩のザラザラが とってもとっても痛いじゃないか!

それ以前に、オレって もう2~3回は転んでないか(笑)?

◆8/31(福岡市ゼップフクオカ)の試合結果
○10R
大塚晃司 判定 シーサワット・ムアングーレン

富士登山日記⑥

2003年09月01日 | 生活
八合目を越え、いよいよ勾配も厳しくなった。気温・酸素濃度・風速と成る程、マッチョの脅しも満更でもない条件だ。

しかも、ここで。困難に立ち向かう我々に、新たな条件が加わったのである。

団体さんだ(笑)。

富士登山道には数コースあって。我々は初心者向けのコースを歩んで来たのだが。
他コースからの登山道が頂上に行くに連れて収束されて行き、必然的に頂上に近付くほど人口密度は高くなって行くのだ。

しかも観光バスで五合目に乗りつけた団体さんは、ガイドに付いて初心者コースを「休み休み」登山。
休憩を減らして登頂を目指す我々は、結局先行者に追いついてしまったのだ。

しかも時々休憩しながら「点呼」なんて取っているから、なお先が詰まる(笑)。
まぁ、高齢の方も居らっしゃるから仕方ないが。

しかも登山コース自体が先細りになっており。事実上、2列縦隊。「蓬莱館」「白雲荘」などと銘打たれた山小屋前で待機する事に。

マッチョが聞く「今、何時?」。
私とS氏が答える・・・「4時過ぎ」。
「全然余裕だなぁ、過去最高のペースだ」とマッチョ。
以前より風も無く、彼自身も疲労物質を溜めないよう「クエン酸」を摂取。身心ともコンディション良好らしい。以前は登山に関係なく、前日に筋トレやってたらしいのだ(←なに考えてんのよ!)。

私がチョコを摂るのを横目に、またしても梅干を口にするマッチョ。
「消化に負担が掛かる物は、異に血液が集まって頭がボーッとする」と持論を展開。
・・・分るけど。それ以前にアナタ、体重90kg超過・大半が筋肉なんだから、そっちに酸素取られてるし。

いよいよ本八合目。
つ~か、何だよ「本八合目」って。八合目越えてホッとさせて、まだあんのかよ(笑)!

◆8/30(京王プラザホテル八王子)の試合結果
○10R
雄二・ゴメス KO1R ワンヒン・チュワタナ
○10R
小暮飛鴻 KO1R ムアンマイ・シスソバ

・・・両者とも再起戦。タイ人相手にKOを飾ったワケだが、まだまだ再浮上が可能な選手だけに頑張って欲しいトコロだ。