あるBOX(改)

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米・音楽誌、人気アルバム歴代1位を発表

2003年09月26日 | 生活
音楽サイト眺めていたら。
「ザガットサーベイ音楽版、人気アルバム歴代1位を発表」なんて記事があり。

「まず、ザガットサーベイって何だよ!?」みたいな有り様で。

NY在住のザガットさんって人が、レストランの人気ベスト100とかを発表したのが「ザガットサーベイ」なんですって!
まぁ、人気投票でレストランのランキング付けたガイドブックって事で。

・・・・何でも新しい言葉使えばイイってもんじゃねぇぞ!!!

―――と軽く毒づいといて(笑)。
さっそく抜粋・要約してみますと。

9/23、ザガットサーベイの音楽版「ミュージック・ガイド」のアルバム人気調査が発表され。
歴代第1位にブルース・スプリングスティーンの「明日なき暴走」が選出されたと。
 
てっきり「またビートルズかぁ?」って感じだったのだが。
さすが米・東海岸って感じだな。

音楽ファン1万500人以上のアンケートを集計した、332ページに及ぶザガットの新ガイドブック。中身は何と名盤・歴代ベスト1000を掲載。

第1位は、スプリングスティーンが1975年に発表した出世作「明日なき暴走」。
2位はビートルズの「アビイ・ロード」、3位には、ビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」(これまでは「サージェント」が圧倒的1位なイメージが)。

4位以降には。
U2の「ヨシュア・トゥリー」、「ザ・ビートルズ=ホワイト・アルバム」、マイルス・デイビスの「カインド・オブ・ブルー」、B・スプリングスティーンの「闇に吠える街」、ビートルズの「リボルバー」、ピンク・フロイドの「狂気」、U2の「アクトン・ベイビー」と続いた。

・・・あんまり面白くない順位だな(笑)。
ローリング・ストーン誌の「ロック最重要アルバム」だとヴァン・モリソンの「アストラル・ウィークス」や、ザッパの「フリーク・アウト」が結構上位に入ってたりするのに。

まぁ、しかし1000位なんて凄い数あるんだったら、途中に面白いアルバム出て来るかも知れない。ビーフハートとか。CANとか。もしかしたらフラワー・トラベリング・バンドの「SATORI」なんか入っているかも!(←オレは好きじゃないけど。ジョー山中さん、ヒステリックに叫び過ぎ)

さすがに洋書店には入荷しないだろうなぁ(笑)。あってもメモが不可能だなぁ、1000項目もあったら。
いちいちコメントついてんのかなぁ?

―――なんて。チョコット気になる「ザガットサーベイ音楽版」でした。

◆9/25
後楽園ホール「東日本新人王準決勝4R」の試合結果
○ミニマム級
吉田修一 KO2R 武井真一
○Lフライ級
井上雄一 判定 石井 博
○フライ級
山田多家美 判定 宮島直人
○Sフライ級
大村彰二 不戦勝 南無心 譲
○バンタム級
高山和徳 TKO2R 大村明良
○Sバンタム級
塩谷 悠 判定 家住良太
○フェザー級
円谷篤史 引分 鈴木航一(円谷選手の勝者扱い)
○Sフェザー級
方波見吉隆 KO2R 杉山和己
○ライト級
加藤大和 判定 内山亮太
○Sライト級
山中直樹 判定 乙川 健
○ウェルター級
坂田 厚 不戦勝 沼田康司
○Sウェルター級
山本貴英 KO3R 大山剛士
○ミドル級
木村文人 判定 武田隆幸

ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」、米最新チャート初登場1位獲得!

2003年09月26日 | 生活
―――こりゃまた驚き。

まぁ、米のヒットチャートったって色々カテゴリーあるから何とも言えないが(笑)。

9/24、最新の米ヒットチャートで、ザ・ローリング・ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」のリミックス版が初登場1位に輝いたって事で。

1968年、同バンドの最高傑作とも言われるアルバム「ベガーズ・バンケット」のオープニングを飾った異色の楽曲、それが「悪魔を憐れむ歌」。当時のプロデューサーはジミー・ミラー。この時代に、アフロと言うかサンバ・リズムと言うか、そんなパーカッシヴな楽曲を作り上げたってトコロに、ストーンズの異能ぶりが良く分かるのだが。
すでにミクスチャーしていたのだ、ストーンズは(つ~か、それこそがストーンズの凄さなのだが。ブルースもR&Bのカントリーも噛み砕いて消化する強い胃袋を持ったバンドだったのよね)!

今回のリミックス版は、人気プロデューサーのネプチューンズ、ファットボーイ・スリム、フル・ファットなどが、それぞれリミックスを担当。7つの違ったバージョンが収録されてるそうで。
米国では先週から発売開始。同バンドが以前所属していたABKCOレーベルからリリースされているとの事。

「悪魔・・・」に1位を明け渡したのは、
故エルビス・プレスリーが69年に収録した「ラバーネッキン」のリミックス版って事だから。
こりゃ「リイシュー部門ベストテン」とかの首位じゃないのか(笑)?

「悪魔・・・」、日本のボクサーで誰か入場曲に使っていたような(あれは元曲だったが)?打楽器と叫びのオープニングは、ボクシングの会場に良く合っていたと思う。
 
リミックス盤は未だ聴いていないが。国内盤は出てるのかしら?大胆なリミックスがなされてたら面白いから聴きたいな。

「悪魔を憐れむ歌」で思い出すのはゴダールの「ワン・プラス・ワン」。
ストーンズの録音風景に、当時の時代背景の寸劇をコラージュのように織り交ぜた半ドキュメント映画。
ずばり、ストーンズが録音しているのは「悪魔を憐れむ歌」。
アレンジは全くの白紙で始まったリハーサル。完全に行きあたりバッタリで。初期リーダーのB・ジョーンズはクスリで朦朧、仕事にならず。ミックとキースで必死の創作風景。途中、煮詰ったり。
驚いた事にオルガンの入った荘厳なヴァージョンも見られ。「テンポが ゆったりとした、こっちの方も聴きたかったな」と思わせてくれたり。
――で。歌詞と歌メロは、ほぼ出来ているのだが。決定的なアレンジが見つからないミックとキース。他のメンバーは指示待ち(笑)。
イラつきながらもダラダラとリハーサルは続き。スタジオ代が、かさんで行く。

映画のガイドでは「途中、魔法のように楽曲に生命が吹きかけられる。“あの”リズムが組み込まれるのだ」みたいな評を読んでたから。
どんな風にアイディアが生まれるんだろう!?」とワクワクして見てたら。

「寸劇終わってカメラがスタジオに戻ったら、もう“あの”リズムで、あのアレンジで演っていた」
・・・・なんじゃい!?そりゃ「魔法」のようなワケだよ!

こっちゃ「こんなのどうだい!?」とかミックかキースが譜面持って・・・みたいなのを期待していたんだが。完全な肩透かし。

まぁイイけどね。ど~せ、プロデューサーが連れてきたアフロミュージシャンがコンガ叩き始めて、皆が「これ、イタダキ!」って言って決まりだったんだろうから。

それこそ雑食バンド、ストーンズの真骨頂って気もするんだが。
ゴダール、そのとき寝てたのか?ダラダラ・リハーサルに付き合いきれずに(笑)。

―――そんな思い出ありの「悪魔を憐れむ歌」。
リミックス・ヴァージョンにも興味大ありのワタクシでした。