あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

さらば富士山、そして来年再び!

2003年09月09日 | 生活
山中湖畔は気温も低めで、ぐっすり熟睡。すっきりと朝を向えたワケだが。

やはり朝の支度もおばちゃんに やってもらい。
納豆・海苔・焼き魚といった基本の朝食を戴く。
昨夜桃を食ったコトを白状すると「あぁ、あれなら前の宿泊者が置いて行ったモノだからイイのよ」と有り難いお言葉。
やった、これでオレの給料も・・・(涙)。

しかし、さすがに足が痛いな。ふくらはぎ、足首、裏太腿、ケツと満遍なく。なぜか肩や背中も(マッチョ曰く「疲れて普段弱いトコロに来たのかも」だと)。
動けないほどの筋肉痛では無いが。つ~か、翌日に来るとは我が筋肉も若いな(実は翌々日にも色々きたのだが)!

最後に記念写真を撮って(昨夜のカラオケもタップリ撮ったが)、保養所を後にする。

さすがに帰りは皆、無言。

渋滞にも巻き込まれ、行きより2時間は余分に所要時間掛かって都内に到着。

レンタカーを返却し、用立てた金額を確認。私の給料天引き額を最終確認して各々出した現金を相殺。余分に出した分を調整する事を約束。一旦別れた。

翌日の勤務、同僚の家庭持ちに宿の良さを語ったら。すっかり、その気になって「社員規定」など持ち出し「保養所チェック」。

ちゃんとした人だから、子供の料金などもチェック。
そんで「あれ?家族以外は“ゲスト”で割高になってますよ」と、とんでもない事を発見!
おいおい、マッチョの「食費程度」って言葉、間に受けてるんだぞオレ!

あと山に詳しいその人「山頂でお鉢めぐり やったんですか?」とも。
すり鉢状の山頂を、火口を中心に一周するのが「お鉢めぐり」なのだった。

う~ん、次々と目標が決まったな。
次回は「剣が峰」あわよくば「お鉢めぐり」だ!

登山後の初勤務も終え、恒例のスイミング。
おぉ!気のせいか息が楽だ!これが高地トレーニングの成果ってヤツか!(←ホントかよ!)

プールから駅にかけ、いつも通る道。
いつもは気にもしなかった店舗の「セール」が目に付いた。
「登山グッズ店」

さっそく入店し、手袋を購入。靴も購入しようかと小1時間悩む。
実は近所の量販店の改装セールで、防寒ズボンを半額で購入済みなのだ。
「靴は高いし、まだ初心者だから色々考えたがいいだろう」と、そこは諦めたものの。
会員証作って「ヘッドライト(LED式)」を購入。

来年への準備もOKだ!

あぁ、ヤバイ。

これ以上趣味が増えたら破産しちゃうよ!(笑)
会員になった店、「○×連山ツアー、2泊○万円!」とか言って募集してるし!!

山中湖畔の夜は更け③

2003年09月09日 | 生活
「腹へったなぁ」

マッチョが呟く。そりゃそうだ、晩飯は夕方。今はもう夜の10時。さんざん歌ってカロリー消化してるし。

「買っておいた菓子でも食うか」と1階へ下りるマッチョ。こっそりポリポリ食う気だな。

ワタシャ冷蔵庫をあさり、梅干を発~見(笑)!!
あと桃も。納豆は明朝用だからNGだな(笑)。そんで、食器棚の下に味付け海苔も発見(笑)。
以上プラス自分用のチョコを食えばなんとか持つだろうと安心。

問題は、後でどれくらいオレの給料から差っ引かれるかどうかだ(笑)。

三連ちゃんでマッチョを口惜しがらせ、その上「梅干あったよ~ん♪」と現物を見せ「当分見たくもない!」と凹ませて(つ~か、帰りに寄ったコンビニで「着色料が原因で体調悪くしたと言っていた現物」みて「無着色じゃん」と落ち込んだマッチョ。しかし「だったら塩分だな」と無理矢理こじつけるマッチョに理屈っぽい筋肉マンの悲哀が・・・)、かなり気が済んだ私は、一旦離脱して そこの電話からウチをコール。

マッチョはここぞと連チャンで入力。
「なんか歌い声が聞こえる」と連れ。
「大丈夫なの?電話してて」と聞いてくるも、「全然OK!むしろ彼は喜んでいる」と言うと連れ、大笑い。
古い歌謡曲系のバラードに「選曲がムカつく」「つ~か音が外れてる」と、いつもの畳み掛け(笑)。

ま、オレもだけど「人様に聴かせる」より「自分が気持ち良くなる」のが目的のカラオケだもんね♪

いい加減ネタが尽きたと云うか、喉も荒れたんで、一休み。宿の風呂に入って休憩。

さすがのマッチョも4時間以上歌って満足したか、「そろそろ寝ますか」と来た。

聞けばS氏はとうに寝ていると言う。

もうS氏、次誘っても来てくれないな(笑)。我々の余りの毎ペースぶりに呆れて。

山中湖畔の夜は更け②

2003年09月09日 | 生活
カラオケタイムは始まった。

マッチョが一応、歌帳を回す。

嫌いでは無い私も、歌帳を捲る。マッチョは一曲目の準備をしている。

今夜は長くなりそうだ。なまじ曲や歌手で探しているとネタが尽きそうだ。

ここは「あ」から順番に見て、知ってる曲を手当たり次第に入れていくか!

私の作戦は決まった。

マッチョ、カラオケ独占防止対策!(笑)
まずは、奥田民夫ちゃんの「愛のために」からだ!

最初は交互に歌う形となったワケだが。
S氏は早々に脱落。つ~か、一曲入れようとして失敗、サジを投げた。
「入れ直せばイイのに」と云う私の声に「いや、元々カラオケ得意じゃないし」と戦線離脱。

ここで「マッチョvsワシ」のカラオケ一騎討ちが始まったのだった(笑)。

暫らくは正に交互の攻防が繰り広げられたのだが。
マッチョには意外な欠点があった。
歌い上げるバラード系が好きなだけに。一曲が長い(笑)。
その間、こっちはジックリ曲を選べる。つ~か、2曲くらい入力!
私の曲が続けて始まってしまうのだ。さぁ続けて「雨の御堂筋」だ!
ハハハハ、いじけてるぞマッチョが!

なんと、マッチョが「水割りを下さい」みたいなのを歌ってる間に、私は3曲を入力!
「布施明」「あおい輝彦」と2曲目終わって3曲目も「上條恒彦」で私と判明した時は、床に転がって口惜しがる!
ワハハハハハハハハ!ドー―――だ!ジャイアン敗れたり!

次はジャイアンの「小林明子」、そして私の「西城秀樹」だ!「世良公則」だ!!

そんなコトをしている内にS氏は1階に降りて布団を被っていて(笑)。
山中湖畔の夜はゆっくりと更けていったのでした。

山中湖畔の夜は更け・・・

2003年09月09日 | 生活
湯上り、自販機でコーヒー牛乳を見つけ、3人、思い思いに飲み干し。

「これで温泉は堪能した!」と宿へ。

やっと眠れると思ってると「いやぁ~、けっこう神経が張り詰めてるから、眠れないかも」とマッチョ悪魔の囁き。

―――またジャイアン・オン・ステージやる気か?

それでも全員疲れているんで。朝に敷きっぱなしにして来た布団に横になる。

そこで私は40数時間ぶりの安眠を貪ったのであった。やっと。

――――で、夕方。
2階の物音で目が覚め。管理のおばさんが夕食を準備してくれている。
「準備できたよー」とマッチョの声。
また、おばさんとコミュニケーション取ってるのか(笑)。

又も品数の多い夕食を満喫し。ワタシャ思わす冷蔵庫からビールを1本。
下戸というS氏は お茶で乾杯。

プハーッ!旨ぇぜ!!・・・って気が付いたらマッチョ大の字。

このオトコは前夜もそうだったが食ったらすぐ大の時か?
あえて何も言わんが(言っても「消化にイイから」とか返答するんだろうなぁ)。

私も横になり、なんとなくTVなどを眺める。

暫らく「ボーッ」と過ごし。

「・・・・さて」とマッチョが立ちあがる(笑)。
ジャイアン・オン・ステージの始まりだ!

紅富士温泉につかる

2003年09月09日 | 生活
村営の温泉施設「紅富士温泉」は、村民は割り引き料金。

ウチらは(つ~か、オレの!)会社保養所から契約カードを預かっている関係で、村民扱いの300円で入浴可能。

車で乗り付け、入館。
1階のフロントで入場券チェック、土産物屋を横目に2Fの浴場へ。
食堂を兼ねた大広間、海の家のような雰囲気が。

脇の男湯入口から脱衣所へ。「その前に便所へ行く」と一旦出たマッチョだったが、トイレは脱衣所の中に。

今日のマッチョの読み、外れっぱなしだな(笑)。

中に入ると浴槽が2つ、打たせ湯が2つ、サウナが2つと中々のモノ。

洗い場も横並びで3列、20人は一気に洗える。
取り敢えず、汗と埃まみれの頭と身体を洗う。
眠いだ何だとボヤいたが、やっぱり気持ちイイ!

外を見やると露天風呂が!

こりゃイイやとS氏と外へ。
檜と岩の2種類。檜の方は湯温がぬるめだ。
先ほどのファミレスもそうだったが、眼前に富士が。イイ見晴らしだなぁ~。

「あれ、さっき登っって来たんだもんねぇ~」「ここで見てるのが不思議だなぁ~」そんなコト言ってるトコロにマッチョ登場。

回りのオッサンが目をむく。

そりゃ、そうだ。180cm強、90数kgの逆三ボデイがノシノシ歩いて来るんだから(笑)。

オレも職場で初めて見た時、タンクトップだったマッチョ見て「よろしくお願いします!」って土下座しそうな勢いで挨拶したもんなぁ~(笑)。
山では重くてハンデとなったこのナイスバディ、風呂に入れば羨望のマト(笑)。

オレなんてマッチョ並ぶと、単なる貧弱野郎だもんな~。腹も少し弛んでるし(苦笑)。

露天を堪能し、再び室内へ。
打たせ湯、ミストサウナを楽しみ。「TVが見れる」とマッチョお奨めのスチームサウナへ。
ここで昼番組見ようと思ってたのに、やってるのは「万峰号入港ネタ」ばかり。
思わす無言になり、一汗かいたトコロで出る。

「湯当りしそう」とS氏は先に出るが。
我々は「せっかくだから」と全ての湯船へ。この辺、マッチョと私は似た者なのだ(笑)。

ジゃグジー風呂で、職場の女性の話なども飛び出し。「辞めたあの娘、どうしてるんだろうねぇ」なんて・・・。

私と違って人当りの良いマッチョは、女の子の相談にも乗ってたりしてのだが。「ダイエットしたいんです♪」と言ってきた娘にアドバイスしても、ほとんど言う事を聞いてくれず。凹んでいたのも懐かしい思い出だ。
ワタシャ「心の病から治さなきゃダメだね」とか、平気で言ってたなぁ・・・(笑)。

あ~、しかし気持ちイイ。

ヒザに効くなコリャ。足首も解しておく。ふくらはぎも。

独特の匂いがする。飲料に非ずってか。無色だし、硫黄系ではなさそうだが。

上がって、マッサージ機系に興じる。
その筋の人たちだけに、マッチョ&S氏は興味深そうだ。

自動足マッサージ機(200円)に足を突っ込むと、グーっと親指が潰されて痛い!
今日は親指はダメだよ(ちなみに2週間たって足の親指、爪の中に紫色の出血後が見られます)!

登山を終え、ファミレスで朝食

2003年09月09日 | 生活
登山は終わった。もちろん下山も終わった。

五合目の土産物屋の前で暫し休む。
マッチョが土産物屋へ入ったのを見て、私も入店。
まずミネラルウォーターを。

富士の涌き水、旨い!

―――で、みやげ物を物色。「連れ」に野沢菜と
「アルプスの少女ハイジ」のストラップを購入。職場に適当な菓子「富士チーズケーキ」も。

しかし、結構元気だなオレら(笑)。

マッチョにミネラルウォーターを おすそ分け。
「うめぇ~」と うめくマッチョの顔、日焼け止めに土埃が付いて凄い事になっている。特に鼻。
それを指摘されて鼻を拭うマッチョだったが、「まだ、全般に付いてるよ」との指摘に「後は帰りにファミレスかどこかで洗うから・・・」と豪快な事を。

―――「さすが豪快オトコ」と感心し、駐車場へ。
待ちうけたS氏の運転で、山道を下る。

ここの見晴らしも最高で。富士吉田側の景観が素晴らしい。
昨夜は真っ暗で「後ろからババアが追っ掛けてきてたらどうしよう!?」なんて言ってた事がアホのようだ(笑)。

S氏の運転は快調。アクセル・ブレーキ踏む足がマヒしてないか心配だったが(笑)。

登山道を下りて、一般道に辿りついたらファミレスで朝食とろうってんで。

ガストみたいな店に入る。
おぉ、ドリンクバーが有る!朝食セット頼む。マッチョが「ハンバーグ定食」をオーダー。

あんた、吐き気してたんじゃなかんかい(笑)?

皆がドリンク汲みに行ってる間、手と顔を洗いにトイレへ。

―――手の平が真っ黒だよ、と顔を上げて鏡を見ると。
白目に黒いカタマリが!

片方は目ヤニのようにフチに寄っている。気色わる!
慌てて洗面所に水を溜め、目の中の泥を落とす。

ついでに鼻うがいも。チーンとやると、真っ黒!
こりゃ、耳の穴も相当キテるぞ。

客席に戻って皆に報告。「そりゃそうでしょ」とマッチョ。
「オレも行くか」と洗面台へ。

そこで自分の真っ黒な顔見て悲鳴。
「泥棒じゃないか、これじゃ~!!!」

―――だから言ったじゃん。エライ事になってるって(笑)。

保養所推薦の紅富士温泉へ

2003年09月09日 | 生活
「オレは、こんな顔で土産買って、ここで注文して・・・。そういや、皆オレを見て変な顔していたよなぁ」
思いっきり凹むマッチョだが。

普通「汚れてるよ」って言われた時点で車のミラーとかで自分の顔見ないか(笑)?

豪快なのか繊細なのか良く分らない面白い男、それがマッチョ。

みな、洗顔を終え。テーブルに戻る。
もちろん皆でドリンク飲みまくる。
コーヒー、コーラ、オレンジジュース、オリジナルトロピカルティーに緑茶。終いにゃココアまで。

だって飲み放題なのがドリンクバーなのだから。なのだから!

私のオーダーは、「紅鮭定食」~「中華粥セット」ともに品切れで頓挫し(なんなんだよ、続いて品切れってのはよ~!)。焼きサンドで我慢。

なんか、ここへ来てグッタリと(笑)。
つ~か、やっぱり睡眠不足なんだよ!眠いよ!

宿に帰って寝たい。そう思う私の前で、バクバクとハンバーグを貪りながら「帰りは紅富士温泉へ行く」「保養所で割り引きカード預かって来たから」・・・・と予定を立てているマッチョ。

確かに、帰路で行こうとは言っていたが。

おりゃあ、もう眠いんだよ~(涙)。

富士下山日記⑦

2003年09月09日 | 生活
そして、7合目からは登山道と同じハイキングコース的な傾斜。
足もかなり楽だが、それでも油断すると転倒のピンチ。

歩き始めたら、ヒザの笑いも関係なし。景観も相変わらず美しい。

行きは真っ暗だった眺め、帰りは すっかり堪能。
マッチョは例によって「帰りは疲労で見る気力もないですよ」と脅していたが。
もうすぐ下山完了の気楽さから、オレすっかり堪能していますが(笑)。

ここで少し登り道も交わり「これがキツイ」と嘆くマッチョ。
ワタシャ「下りで足首や足先、ヒザに来てるから逆にイイや」と両手を大きく振ってウォーキング。

おぉ、6合目だ。安全指導センターだ!
「お疲れさまー」と。職員さんと声を掛け合う。山の男は礼儀正しいぜ!
オレも すっかり気分は・・・(以下略)。

ここで登山道と完全に合流。これから登る人達と擦れ違う。父親に連れられた子供一行も。いまから登るのはキツイよ~、暑いよ~。

・・・と言いたいのを我慢してウォーキング。
「職場のメンツは朝礼終わったばっかかな」と歩きながら下山メールをいれるも、やっぱり圏外(当たり前だ!)。

疲れ果てた下山者を乗せようと、有料の乗馬受け付けが数名。また、登ってくる馬とも擦れ違い。

5合目の土産物屋が見えてきた。
なんか、どこがゴールかは分らんが、取り敢えず舗装道に着いて「ゴール!!」。

登り約5時間半、下り約4時間。富士山詣で、終~了!!

富士下山日記⑥

2003年09月09日 | 生活
「また登るのか・・・」
死にそうな顔のマッチョが呟く。
下り道に飽きた私は「登山道より緩やかだからイイかな」とノホホン。

・・・とはいえ。登り出したら やっぱシンドイ(笑)。
当然マッチョは苦渋に満ちた表情。「リュック持ちましょか?」と言うと、なおさら表情が歪んだ。

サドか、オレは(笑)?人のプライド傷つけて。

距離にして数十m。外れた道を修正し。再び下山道を進む。
外人女性のタンクトップ姿に「オレもTシャツになるかなぁ、暑いし」と考えていたら、眼前でS氏が転倒。ヒジを擦り剥く。
「大丈夫、表皮だけで出血してないから」と再び歩み始めるS氏。さすがに健脚だ。

―――で、Tシャツになるのを諦める私。日焼けしてヒリヒリするに決まってるし。

そして、やっと7合目到着。トイレにありつく。
富士のトイレは有料。勿論こんなトコロで水洗トイレなんて望めないから、乾式トイレとなる。ポットンじゃなくて、ちゃんと処理されるそうな。
で、その維持費のために銀色の硬貨を入口のボックスに入れろと。
「誰も入れてないけどね」と言うマッチョだが、やはり年配者は硬貨を投入して使用している。
いちおう私は「チャリン」と音はさせて使用(笑)。いくら入れたかはナイショ(笑)。

「しかし、マッチョ大丈夫かな~」と言いつつ用を足していたら。
自分のヒザも「カクカクカクカク」と笑っていた。

ハハハ、ヤベェや。オレも結構キテるわ。

富士下山日記⑤

2003年09月09日 | 生活
試行錯誤の挙句「これぞ下山歩き!」って歩行法を会得した筈の私だったが。

やっと8合目付近に着いた時点で、既に5度は転んでいた(涙)。

登りが しんどくて、下りは楽勝だと思った私がアホだった。

そして、登山から ゆうに2週間は過ぎているのに未だ日記に書き続けている私も相当のアホである(笑)。
訪問者の方々の呆れ果てたお顔が目に浮かぶ。

世間は「平泳ぎ・北島選手の快挙」~「体操の鹿島選手の快挙」~「陸上の末続選手の快挙」に沸き、我が日本ボクシング界は「地元判定」~「ミスマッチ」~「続く世界戦の惨敗」~「唯一の世界王者の挑戦者選びの是非」~「噛ませ外人問題」~「それらから来るファン離れ」~「もう墜るところまで墜ちろ!」と云った輝かしい話題で賑わっていると言うのに!

私の頭の中は「富士山から眺める景観」に逃避しているのであった(爆笑!)。

―――で。

休憩宿の少ない下山道で、やっとマトモに休める8合目付近。

ここでマッチョを待つ。S氏は先に行ったようだ。
やっと現われたマッチョは、なまじ休むとキツイと思ったのか そのまま歩みだした。
「おいおい、みんな休んでるよ」と追い掛け、人の少ない下山道を下る。

暫らくしたら。
「そっち違う!」とS氏が追い掛けてきた。
どうやら違う方面の下山道へ分岐していたらしい。
「須走口下山道」なんて行ったら、てんで方向違いじゃん!マッチョ、何度も富士登山やってんじゃないの!?

「・・・そんな判断力なかった」と力なく語る巨体ロボット。

我々は再び河口湖スバルライン方向へと登り始めたのであった(涙)。

富士下山日記④

2003年09月09日 | 生活
「いやぁ、素晴らしい景色だ!」

―――そう声を上げる私の横で「あぁ・・・」と重い声を出すマッチョ。大丈夫か?

「・・・あの梅干が悪かった。着色料の化学物質が・・・」と又つぶやく。

だから、一袋分6粒も食べるからだって。

重い身体を持ち上げ、下山再開。
私も疲労で身体が重いのだが、そこは景観の素晴らしさ&全体の3/4は歩み終えている気楽さでカバー。

しかし、下りこそ杖が必要なんだな。先にアレを着けば重心が安定する。
常連らしき人は、スキーの持ち手みたいなのを両手にしている。
それでズンズン下っていけば、マジで2時間半くらいで降りられるだろう。

素手の私は、足先で砂利を掻き分けるように進む。コツはコレかな?
これで足裏に堅い地面をキャッチさせれば滑らずに済む。

ただし、これだとスニーカーが砂利に沈む。履き慣れた「お気に入りの」スニーカーが(涙)、富士の赤土で色が変わっている(涙)。靴の中に石ころが数個入って痛い(涙)。

途中のコーナーで靴を脱いで逆さまにし、入った数個の石を落とす。靴下の色も変わっている。

トレッキング・シューズ買っときゃ良かった。

しかし皆が引き摺る様に歩くから砂埃が凄いなぁ。慣れた人はスカーフのような布で口鼻を覆っている。私もタオルで口を覆うが、これじゃ銀行強盗だ(笑)。

マッチョが「少し楽になった」と言いつつ遅れ気味。
ワタシャ小物らしく、デカイ男の周りを入ったり来たりしながら写真を撮る。
眼下の素晴らしい風景を撮ろうと思うのだが、風景だけとってもミニチュアみたいに写って つまんない。
人物入れないと。マッチョが調子いいならオレを撮ってもらおうと思ったのだが、あれじゃ頼めないしなぁ~。

・・・って感じで、被写体は死に掛けのマッチョとなる(笑)。
普段自信満々で健康談義をしている男がヘロヘロなのも面白いから(笑)。

良好なアングルを探す為、コーナーで待ち。
マッチョが通り過ぎたあたり、下界と横顔を頂き(笑)。

我ながらヒドイ事をしている(笑)。

◆9/8(後楽園ホール)の試合結果
○日本ライト級タイトルマッチ10R
嶋田雄大 判定 川島辰久
○10R
保住直孝 KO1R 李 京勲 
阿部元一 負傷引分4R ウィチット・チュワタナ 
○6R
小林昭善 KO2R バントーン・ムアンスリン
○4R
山村雄一 判定 加藤 剛
石上喜章 判定 長嶋明史