あるBOX(改)

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富士登山日記⑩

2003年09月05日 | 生活
・・・・「もうイイでしょ?」

マッチョの言葉に取り敢えず肯く私。
「剣が峰」まで行きたい気もするし、余力も無い事は無いが。

でも、さっき記念撮影したあと。1回、吐き気に襲われてるしなぁ・・・。

こみ上げてくる物を咳で散らし、岩陰で生唾を「ベッ!!」と吐いたら、風が強いから「シュルッ!」と風に乗って岩を避けて人込みの方へ飛んで行く我が生唾よ(笑)。

幸い誰かを直撃する事は無かったが、直後に襲われた脇の痛みに身を捩り(一時の痛みで良かった良かった)・・・。

――んな事もあったから。

「今日はこれくらいにしといたるわ、富士山!」

・・・と下山を決意する。

下山たって、時間にすれば3~4時間は掛かる。登った距離だけ今度は降りなきゃならんのよ。

「じゃあ降りるか!」のその前に。
せっかくだから火口を覗いとこう(笑)。夏の富士山は頂上付近も雪も解け、火口も火山岩が9割9分剥き出し。
あぁ、休んでるとは言え、やっぱり火山なんだなぁ・・・と不思議な感動。
ぶっちゃけ、登る時「いま富士山が爆発したら どうしよう?」ってオドオドしながら考えてたオレって子供?(笑)。

―――さぁ、見る物も見たし。下山だ!

時間は5時過ぎを指していた。~以下続く。