あるBOX(改)

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富士下山日記①

2003年09月06日 | 生活
ややムカつく胸を抱え。下山が始まった。

下山道は、登山道とはルートが異なる。緩やかな傾斜をジグザグに延々と下る。

岩肌が目立った登山道に比べ、完全に砂利道。
緩やかとは云え、あくまで登りに比べての話。
体重が完全に足の親指に掛かってる。これはヒザに来るぞ。

・・・・なんて考えながら下っていると。

マッチョが早くも遅れだした。なんか、身体が傾いている。死にそうな顔をしている。

なんか、ロス五輪のアンデルセンのような姿だ。
随分でっかいアンデルセンだが(笑)。

ワタシャ少し降りて酸素濃度が戻ったためか、ムカつきも回復していたのだが。

この大男は「気持ち悪~い・・・」と、うめくだけ。
身体を固めて足元だけをズルズルと動かす。
ロボットみたいな動きだ。

―――だ、大丈夫か?
こんなデカ男、倒れても運べんぞ。逆なら全然OKだろうが。
オレを仰向けにして、マッチョが片足もって下山道をズルズルと引き摺って行けばいいんだから(笑)。

「大丈夫?アンデルセンみたいになってるけど?」と尋ねると、「まさにあの状態」とボソリと返答。

「吐きそう。しかもゲップが梅干くさい。梅干食いすぎた・・・。たぶん着色料が原因だ」

一袋まるまる食うからだよ!
あんた途中まで「梅干食ったから調子いい。過去最高だ。8合目過ぎてもマーチのリズムで進める」と足踏みしてたじゃないかよ!

―――策士、策に溺れる。

つくづく面白い男だ。

◆8/3(後楽園ホール)の試合結果
○4R
末広知昭 KO1R 三橋 洋
福富大輔 KO1R 河内敏幸
秋山大輔 判定 福田益規
堀越久人 判定 篠原幸司
但野竜也 判定 滝口 潤
後藤 崇 判定 柴田大地
○6R
安西直樹 負傷判定4R 広木晋平
○8R
萬藤厚史 KO2R ウィン・ネイションマン
○10R
高橋 巧 KO6R プロプラーム・クロンパチョン