あるBOX(改)

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女子十二楽坊、日本武道館公演決定 !

2003年09月14日 | 生活
二胡や琵琶、笛、楊琴、琴などの中国民族楽器奏者12名からなるグループ「女子十二楽坊」。
若く美しい彼女等が世界中のポップス、ジャズ、クラシックなどを美しいアコースティックサウンドで演奏する姿は清々しく、音的にも「癒し」の効果ありってんで。すっかりCMなどで話題となり、人気も上昇。

今年7月に発売された日本デビューアルバム『女子十二楽坊 Beautiful Energy』では、「世界に一つだけの花」(スマップ=槙原)、「川の流れのように」(美空ひばり)、「地上の星」(中島みゆき)等の名曲をカヴァー。オリコンチャートも瞬く間に上昇し、遂に1位を獲得する大ヒットを記録。
この勢いを背に、11/6には北京でのライヴ映像DVD付きの2ndアルバム『奇跡』リリースする予定だ。

また、8月23日に恵比寿ガーデンホールで行われたプレミアム演奏会(招待制)では、1000人の募集に、4万件以上の応募が集まり。当日は3ステージの予定が、大盛況で3回とも立ち見が続出。急遽、同日公演を1回追加する程だったそうな。

その「女子十二楽坊」の一般公演が決定したとの事。来年の1/2(金)、日本武道館にての1回公演(開場17:00、開演18:00)。
チケットは、指定 \6000、立見 \5500と中々良心的な料金で。
これまた売り切れが予想される。

しかし凄いね。演奏物でオリコン1位ってのも滅多に無いし。
TVで特集組まれ、オフステージの姿までブラウン管に映し出されている。


――――で、気がついたのだが。
ファッションやブランド品に興味を示し、東京のデパートなどで買い物する彼女等の表情を見るに「彼女らも日本の女の子と同じだなぁ」なんて感想を抱くも。
続いて流された自国の一般女性達の「彼女らはファッションリーダー、憧れの存在」って言葉に「やはり彼女等は選ばれた存在」って印象を受ける。

―――そう。
彼女等は、それぞれが担当楽器の英才教育を受け、数々の受賞歴があるメンバーが集まったエリート集団なのだ。ルックスも含めて選りすぐられた寄せ集め美女軍団。

これって、中国雑技団の楽器ヴァージョンぢゃないのか?

つ~か、時々見られる「あの我々はエリートよ」「選ばれた人間なのよ」的な表情(←自分で思うなよって感じの)。

―――話題になってる北朝鮮の「美女応援団」と同じ?
または「悦び組」と同系統?

試しに、武道館周りの街路樹に「毛沢東の肖像を印刷した横断幕」でも貼ってみるか。
「あぁぁぁぁぁぁ、我々の指導者を木に吊るすなんて何て怖れ多い事を・・・!!!」と泣き崩れるかも知れませんぞ!!(笑)

P.S.
―――なんて根性の悪いコメントしか出来ない私って生来の臍曲がり?
まぁ、そもそも「ベタなヒット曲のカヴァー」で売ってる時点でオレ的にはNGなんだよな(笑)。
サザーランド・ブラザーズの地味なアルバムから隠れた名曲「セイリング」をピックアップ、見事なアレンジと名唱でスタンダードにまでノシ上げたロッド・スチュワートを見習いなさい!!

ROCK名演を集めた「SUPER ROCK FESTIVAL」製作!

2003年09月14日 | 生活
なんか、スポ紙に大きなスペース割いて「夢のフェスティバル実現!」の文字が踊り。
思わす目ェおっ広げて熟読してしまったワケだが。

内容はと言うと、「60~70年代に活躍したロック・ミュージシャンのライヴ音源を繋げて編集し、同ステージで順番に演奏しているように編集された、架空ロック・フェスティバル」が楽しめるとの事なのだ!

一曲目がディープ・パープルの歴史的名ライブ盤「ライヴ・イン・ジャパン」から「スモーク・オン・ザ・ウォーター」!
さらに、ジャニス・ジョプリンの「ジャニスの祈り」
シカゴ・・・「長い夜」
ザ・バンド・・・「オールド・ディキシー・タウン」
J・ガイルズ・バンド・・・「愛を探して」
フリー・・・「オールライト・ナウ」など!

その他、ドゥービー・ブラザーズ、タワー・オブ・パワー、ジャクソン・ブラウン、ZZトップ、リトル・フィート、グランド・ファンク・レイルロードなど等のライヴ盤から一曲ずつ持ち寄る形で「もはや開催不可能な豪華フェスティバル」=「SUPER ROCK FESTIVAL」として実現しそうだ・・・との事。

いやぁ、70年代海外ロックネタで これほどスポ紙が紙面を割いたのも久しぶりだし。その中にフリーやリトル・フィートの名前があるのが また実に嬉しい!!

「SUPER ROCK FESTIVAL」サイコ―――!!!

・・・なんて取り敢えず喜んでみたが。

既出のライヴアルバムから気に入った曲を選んで編集するのって、オレが高校の頃にオーディオ・テープで作ってたのと同じじゃんかよ!

コンピレーション盤ブームに乗っかった新趣向ってだけな話じゃん!?

コンピレーション盤って中古盤屋に売る時、安く叩かれるよ!

しかもスポーツ報知に乗ってるD・パープルの写真「ライヴ・イン・ジャパン」の頃のメンツじゃないよ!T・ボーリン写ってるじゃん!
ドゥービーにはマイケル・マクドナルド写ってないか?ザ・バンドの写真の隅っこにはヴァン・モリソン写ってないか!?(←いや、音源にも参加されてるのなら、それはそれで嬉しいんですがね)
ZZトップは・・・そのまんまです。あのグラサン小太り髭は違い様がありません(笑)。

まさか、一曲一曲フェードアウト・フェードインじゃないだろうな!?
「架空のロックフェス」って言うくらいだから、ちゃんと歓声が繋がってて、MCの声が「次は英国から来た『フリー』です」みたいな英語で ぶっきらぼうに紹介するんだろうな!そこから演奏が始まるんだろうな!?

ウッドストックみたいに途中で雨降って「雨が止むように祈ろう!叫ぼう!」「No Rain!No Rain!」とか やるんだろうな!←つ~か、N・ヤングが後のライヴ盤でやってるっての(笑)。

21世紀に わざわざ「SUPER ROCK FESTIVAL」って言って製作するんだから。
高校生の遊びみたいなチンケな作りの企画CDは発売しないよな!?なっ!?

P.S.
しかし一曲目がミディアムテンポの「スモーク・・・」ってのも どうでしょう?
そりゃ名演中の名演ですが、元の「ライヴ・イン・ジャパン」だって景気の良いハイスピードの「ハイウェイ・スター」でオープニング決めているってのに。
せめて、ドゥービーズの「チャイナ・グローブ」で始めて欲しいなぁ・・・。