あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

下の家族が引っ越した

2004年01月14日 | 生活
ある日、もぬけの空だったと。
どうりで子供の声とか聞こえなくなったワケだ。いや、別に夜逃げじゃ無いだろうが。挨拶が無いとか言う気もないが。こっちが入居した時には お茶持って挨拶に言ったのによう。
ちょっと色っぽい奥さんだったが。「奥さんっっっっ!!!」とガブリ寄りたい気持ちもあったが。それも全て夢と消えた。

なんで引越たんだろう。
―――単にマンションか何か買ったのか?
―――単に上の階の深夜の洗濯機音に嫌気がさしたのか?
―――単に上の階の深夜の脱水機音に嫌気がさしたのか?
―――単に上の階の深夜の入浴音に嫌気がさしたのか?
―――単に上の階の真昼間からのエロビデオ再生音に嫌気がさしたのか?
―――単に上の階から怪しいユーロ・プログレが聞えて来て気持ち悪かったのか?
―――単に上の階から怪しい「ボンゴ・フューリー」のダミ声が聞えて来て恐くなったのか?
―――単に上の階から怪しい昭和歌謡が聞えて来て恐くなったのか?
―――単に上の階から怪しい「スペイン語のボクシング実況」が聞えて来て恐くなったのか?
―――単に上の階から怪しい「韓国語のボクシング実況」が聞えて来て恐くなったのか?
―――単に上の階から怪しい「タイ語のボクシング実況」が聞えて来て恐くなったのか?
―――単に上の階から怪しい「タガログ語のボクシング実況」が聞えて来て恐くなったのか?
―――単に上の階から怪しい「古い日本語のボクシング実況」が聞えて来て恐くなったのか?
―――単に上の階から怪しい「クイーンズイングリッシュのボクシング実況」が聞えて来て恐くなったのか?
―――単に上の階から怪しい「アル・バーンスタインのボクシング実況」が聞えて来て恐くなったのか?
―――単に上の階から怪しい「ダモ鈴木の叫び声」が聞えて来て恐くなったのか(←分かるヤツいねぇだろ)?

―――単にネズミの被害からウチらより先に逃げ出しただけのような気もするが(笑)。
ウチらが追い出したネズミが下へ出没した可能性は高いからな(笑)。
ピークの頃は下でもドタバタやっていたような・・・。
その辺で不動産契約結んで、最近引っ越したのなら日程的にも理解できる。

さらば、ちょっと神経質そうだった奥さん。気に障った事があったらゴメンナサイ。

◆1/10(後楽園ホール)の試合結果
○4R
田中康紀 引分 松橋友也
加藤祐樹 判定 前田卓哉
黒木里志 判定 高橋光晴
○8R
山本大五郎 判定 西川和孝
○10R
三浦誉士 TKO6R キンジ天野
○WBCミニマム級タイトルマッチ12R
イーグル赤倉 判定 ホセ・アントニオ・アギーレ
○日本Sフェザー級タイトルマッチ10R
本望信人 判定 コウジ有沢

◆1/13(後楽園ホール)の試合結果
○4R
植木隆史 判定 笠井 優
菅原 慎 KO1R 横山広明
○6R
磯谷和広 KO6R 白幡洋徳
小口雅之 判定 国吉慎吾
○8R
原口清一 TKO8R 若林 陽
平戸 忍 判定 橋本辰也
○10R
川嵜タツキ 判定 柏樹 宗

ライヴアルバム名盤集5

2004年01月14日 | 洋楽
・・・もう息切れか(笑)

◆ザ・ローリング・ストーンズ「スティル・ライフ」
・・・「スタート・ミー・アップ」で復活した近未来型ストーンズのライヴ・・・だが。
「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」などの懐かし系の曲も織り交ぜた、やっぱり
ストーンズ節。スタジアム・ライヴらしい開放感もグー。
猥雑さで言えば70年代の「ラヴ・ユー・ライヴ」も捨て難いが。

◆ザ・バーズ「Untitled」
・・・2枚組の1枚がライヴのパターン。70年録音盤。音色暗いし、リズムセクションは
ロック刻んでるし代表作の「Mr.タンバリンマン」は裏声使ってないしで、「爽やか
フォークロック」を期待したら肩透かし食う。
私なんぞは逆に楽しめたが。ヴォーカルは声を潰してB・ディラン風だし。R・マッギンの
ラーガ風ギターと、クラレンス・ホワイトのストリング・ベンダーの応酬って事だが。
すんません、私ゃまだ聴き込みが足らない。
ドゥービーやイーグルスやリトル・フィートの芽が詰まってる。
バーズが「アメリカンロックの源流」のように言われるのも分かる気がした一枚。

◆トラフィック「ウェルカム・トゥ・ザ・キャンティーン」
・・・元天才少年スティーヴ・ウィンウッドが成長して落ちついたら、こうなったみたいな。
急造のライヴなんで音もバランスも悪いが、記録として価値ありか。
「ギミ・サム・ラヴィン」に激情を求めてはいけない。
天才少年は常人では計りきれない程のスピードで成熟(老成)しているのだ。
後のライヴ「オン・ザ・ロード」は、もっと熟成しいますので。

◆ボブ・マーリィ&ザ・ウェイラーズ「Live!」
・・・これが無きゃ狩撫麻礼も生まれなかったってな大傑作。
個人的に取り上げるのはロック・ライヴばっかりにする積もりだったが、これはロック以上に
ロックだしな。
「トレンチタウン・ロック」含む民族音楽的レゲエのA面、名バラード「ノー・ウーマン・
ノー・クライ」含むロック的なB面。
昔はB面ばっか聴いてたっけ。
クラプトンがカヴァーした「アイ・リョット・ザ・シェリフ」だが、本家には1万光年敵わず。
最初「レゲエ=夏の気持ちイイBGM」の積もりで買ったオレは大馬鹿者でありました。
でも、ターンテーブルに乗せて「唯事でない」雰囲気に圧倒されました。
そして、これがジャマイカではなく英国での実況盤ってのに驚愕いたしました。

◆オーティス・レディング「ライヴ・イン・ヨーロッパ」
・・・これもソウルだが。
熱気はロック以上だし(←だったらJBも挙げろよ)。
「リスペクト」「サティスファクション」等のジャンプ・ナンバーから、トライ・ア・リトル・
テンダネス」のようなバラードからジワジワとテンポアップする高揚はオーティスならでは
・・・で。
元々「ディ・トリッパー」などロック・カヴァーもコナす人だけに、ここで取上げて然るべき
とも思いましたとさ。
26才で死んだ人だけど、45過ぎた牧師さんみたいな雰囲気ありましたよ。

―――もう、いよいよネタ切れか。
リトル・フィートの「ウェイティング・フォー・コロンブス」も捨て難いが、音がこじんまり
してるし。
あと、フリーのBOXセットに収録された高音質ライヴ(最高!)も取上げたかったが、主旨が
違ってくるし。
コロシアムの「ライヴ!」も捨て難いが、クリス・ファーロウの大味なヴォーカルは少し引いたし。
どっちかっつ~とコロシアム人脈なら「テンペスト・BBCライヴ」を正規ルートで出してくれたら
大喜びなんだけど。
そう、BBCやキングビスケット・フラワー・アワーの音源も大分発掘されて正規盤として出てる
のだが。まだまだ発掘作業は継続して頂きたい物である。あと、ゲス・フーでも思ったけど。
メンバーなんて、いつ脱退するか分からないんだから、さっさとイイ時にライヴ盤を出しとくべき
だよなぁ・・・なんて。

だいたいドゥービーだって、トム・ジョンストン在籍時の活きの良いステージをパッケージしてれば
違っただろうに(リトル・フィートも同じ)。
または、遂にライヴ盤出さないまま解散・・・とか。
バッド・カンパニーとか惜しいよ。73~74年で出してりゃ、評判の良いライヴバンドだったから
好ライヴ盤出せたろうに・・・。
そして、元祖ヘヴィ・ロックバンドの「スプーキー・トゥース」。
再度、ジェフ・ベック・グループも惜しんでおこう。
あと、数々のプログレ・バンドも。

そんなこんなで、このライヴ名盤集も終わりを迎えようとしているワケだが。
肝心の「スーパーロック・フェスティバル(ワーナーが所属洋楽ロックバンドのライヴの歓声を
繋げて架空のフェスティバルを実況録音した企画盤)」は売れたのだろうか?

そもそも、「それが好盤」って話だからレコードコレクターズもライヴ盤特集したキッカケにした(?)
ワケだし。ウチもそうだし。

HMVとかタワレコとかに視聴しに言っても、コーナーに無かったからなぁ…。
平積みにも されてなかったし。
大体「入門編に」ったって、今時の若い者は好き好んで入門したがろうとはしないだろうし(苦笑)。
「あの頃を懐かしむ人に」たってワタシャ殆ど出典元のライヴ盤を持ってますし。
「貴重な未発表ヴァージョン」とかガンガン収録してくれてないと触手は伸びないんですけど・・・。
しかし、売れて欲しい。受け継がれて欲しい。
我が青春の70年代ロックよ、永遠に。

ライヴアルバム名盤集4

2004年01月14日 | 生活
・・・・ジミのモンタレー、ダブって紹介してた(苦笑)。

◆ヤードバーズ「ファイヴ・ライヴ・ヤードバーズ」
・・・若きクラプトン在籍の元祖ギターバンドのデビュー・ライヴアルバム。ギターだけが突出したブルース(ロック)バンド、ヤードバーズ。ヴォーカルの技量不足などが常に語られるバンドだし、その辺が確かにキツいのだが、チャック・ベリーのカヴァーなど勢い良くやって、それを補っている感じ。
また、クラプトン目当てならブルースブレイカーズの「With eric crapton」でも良いが、クリームや後のイメージで聴くとハズして中古盤屋に売っ払う事になるんで、まずはそんな感じで売っ払われて良く見掛ける中古盤を安くGETする事をオススメする(笑)。

◆クイーン「ライヴ・キラーズ」
・・・装飾排除して革ジャン着る前、少女漫画キャラ時代の集大成。代表曲の連発に圧倒される2枚組。「ミュージックライフ誌」でのパート別人気投票で全パート集団票でNo1を独占していた恨み(Key/pianoまで「フレディ・マーキュリー」は無いだろう!?ジョン・ロードかキース・エマーソンに空けとけよ!!!)から反感感じまくってた私だが、このエンターティメントには頭が下がり。
しかし、肝心の「ボヘミアン・ラプソディ」の中間部のオペラ・パートを「テープ」で済ませ、その間に「お着替え」って話に再び反感が爆発した(笑)。「ロック・バンド=ライヴ・アルバムの出来」だった私は言葉を失ったのでした。「あれ」さえなけりゃ大好きなバンドだったのに(←結局好きなんじゃねぇかよ!)。

◆ザ・ゲス・フー「ライヴ・アット・パラマウント」
・・・意外と好きなカナディアン・バンドの72年発表のストイックなライヴ・アルバム。私、ソウルフルなダミ声に弱いのよね(笑)。ミディアム・テンポのストイックな曲が良い。フルートなんかも使ったりしてジャズっぽい味も出したりして。
聴きドコロは代表曲「アメリカン・ウーマン」(オースチン・パワーズでも使用)か。17分にも拡大されたヴァージョンは、導入部からして長い(笑)。中間部は、やや冗長。時代だから仕方ないか。
残念ながらオリジナル・メンバーのランディ・バックマンが脱退した後のステージ。初期の「ジーズ・アイズ」「ノー・タイム」と言ったブルーアイド・ソウル的な曲は収録されていない。よりヘヴィに深化したって事か。バートン・カミングスが居ればOKなトコロもあるが、初期のライヴも聴きたいなぁ・・・。
あと、R・バックマンが脱退後に結成した「バックマン・ターナー・オーバードライヴ」のライヴも。

◆フランク・ザッパ&キャプテン・ビーフハート&マザース「ボンゴ・フューリー」
・・・やっぱり、ザッパ御大も挙げたくなったが、これがビーフハートとの共演盤。だってダミ声すきなんだもん(笑)。本当は「ホットラッツ期」のザッパ・バンドがスキなのだが、このアルバムでのブルース・ロック感は堪らない物があります。ザッパ御大関連のライヴで一番スキです。
75年のテキサスでのコンサートを収録したロック版「ゴジラ対キングコング(マザーズは自衛隊か?)」。
一曲目の「デブラカタブラ」のぶっきらぼうなリフから隊長のダミ声が聞こえただけでイキそうになってしまいます。「キャロライン・ハードコア・エクスタシー」での隊長・御大・メンバーらの万華鏡ヴォーカルも感動。ラストの「マフィンマン」での怒涛の畳み掛け!御大さえも充実したステージに感激した風情でメンバーを紹介!
幼馴染みの2人、最後はケンカ別れして悪態つきあっていたそうだが。この共演盤での掛け合いは不滅だ。
誰だ、こんな素晴らしく分かりやすいアルバムを「アバンギャルド」とか「難解」とか言った奴は!?

◆ザッパ&マザーズ「ロキシー&エルスウェア」
・・・ハハハ、挙げ始めたらキリがないザッパ・ライヴ。73・74年のハリウッドはロキシーその他の演奏を収めたライヴだが、これが音がイイ!一曲目「ペングィン・イン・ボンデッジ・ボウイン♪♪――オ~イェ!オ~イェ!」でKOされてるオレ。「オレンジ・カウンティ」の再演などハイテク軍団が これでもかと演奏しまくる。ルース・アンダーウッド(ホットラッツ・バンドにてkey/sax/flで大活躍だったイアンの嫁。2人で貢献してるんだよなぁ~。いっぱい同時貢献して欲しかったけど)のマリンバ超絶演奏も圧巻。←映像で見たら もっと凄いね、先端の残像が。

◆フランク・ザッパ(&マザース)「オン・ステージVol.2」
・・・ヘルシンキ・テープスとして余りにも有名な74年の音源。メンバーは、ほぼ「ロキシー」と同じ。この時期の御大はライヴ音源を取っといて後でスタジオアルバムに使ったり当たり前にしてたので、ここのギターソロが次作の大傑作と言われる「ワンサイズ・フィッツ・オール」に使われてたりする。
つ~か「ワンサイズ」の曲も既に演ってます。ギターソロを使った「インカ・ローズ」の迫力は、当然こっちが上だし。緻密さも負けていない。バケモンだ、こいつら(笑)!
「オン・ステージ」シリーズは数々あるが、まずはココから手を着けるのが正解か?
CD2枚組で(2枚面で感動の「アンクルミート」を自在に演奏)、お腹一杯なのが珠に傷だが。何が凄いって、さっきまで他のバンドのCDを受けけず、吐き出していてばかりいたウチの壊れ掛けアホCDプレイヤーが「ヘルシンキ・テープス」入れたら素直に再生を始めたって事だ!

◆クリーム「クリームの素晴らしき世界」
・・・ライヴとスタジオ一枚ずつの偉大なる変則盤。「クロスロード(S)」は永遠の名演か。トリオで一丸となって弾き(叩き)捲る怒涛の演奏なのに、どこか軽やか。正直J・ブルースのベースは鈍重に聴こえるので苦手なのだが、このプレイは最高。テクニカルなハード(ブルース)ロックの夜明けです。ギタリストがソロイストとして注目を最大限に浴びるキッカケとなった記念すべき瞬間。今のクラプトンは、この遺産で食ってるような物?(←南部ロックもあるだろう?)
正直、他のライヴ・テイクはドラムソロなど冗長に聴こえる部分もあり。いま通しで聴くのはツライか?

◆ザ・フー「キッズ・アー・オールライト」
・・・キース・ムーン(d)が亡くなる迄のグループの10年を追った記録映画のサントラ盤。スタジオ盤のミックス違いなどが聴ける。しかし。ザ・フーと言えばライヴ。ライヴと言えばザ・フー。ここでは「マイ・ジェネレイション」のイカサマ爆発シーンから、ストーンズ主催のロックンロール・サーカスでの「クイック・ワン」(ミニ・ロック・オペラ←ブルースベースの楽曲がメインだった英国ロックの中、ソープドラマの主題歌からポピュラー・ミュージカルまで消化した「理解不能な」楽曲にミックはビビッたろうな)、Dr.タウンザンドが狂人ドラマー・ムーンにシーケンサーサウンド流れるヘッドホンを着けて制御しようとしたが やっぱりエキサイティングな世紀の名演になった「無法の世界」(ブレイク後にロジャー・ダルトリーが叫ぶ「イエ――――」で鳥肌立たないヤツはロックファンと認めないもんね!)同様の「ババ・オラィリィ」、ウッドストックでの「ピンボールの魔術師」、ソロじゃなくコードストロークだけでギターのインストはOKを示した「スパークス」等々、ライヴ曲の数々は珠玉の輝きで。
「ライヴ・アット・リーズ大学」の統一感には敵わないまでも幕の内弁当的な魅力に溢れたアルバムなのでした(なお、塩ビ盤当時は2枚組)。

―――続く(←のか?)