あるBOX(改)

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「五十嵐vs八重樫」4/8に対戦!

2013年01月18日 | ボクシング
いやぁ「まさか、そうきたか!」のカードですな。

プロボクシングWBC世界フライ級王者の五十嵐俊幸(29才/帝拳)が、元WBA世界ミニマム級王者の八重樫東(29才/大橋)を相手に2度目の防衛戦を行う事が関係者の話で分かった。

日程は4月8日。場所は都内の会場。

さらに、山中VSツニャカオ、ガマリエル・ディアスVS三浦隆司のタイトルマッチも加えトリプル世界戦興行となる模様。

山中vsツニャカオのWBCバンタム級タイトルマッチは、最新試合で最高のKOパフォーマンスを見せた者同士の一戦として注目が集まる。
得てして、そういう時は両者慎重になって、期待されたほど試合が盛り上がらない事もあるのだが、
この両者には「そんな事ない!」と奮起してもらいたいトコロだ。

そして、WBCスーパーフェザー級タイトルマッチ。
2012年10月に東京国際フォーラムにて、当時の王者・粟生と対戦し、3-0の判定勝ちで王座を獲得したディアスだが、王者の不調に助けられた感もあり。
そのディアスに挑む三浦の強打にも注目。
三浦のボクシングに緻密さが加われば、もっと上の選手になれると思うのだが・・・。
三浦の技量は伸びているのか?

そして五十嵐vs八重樫。
今月5日の再起戦では、「五十嵐への挑戦を見据え」初めて2階級上のフライ級でリングに立ったという八重樫。
結果は9回KO勝ちだが、ここ数戦で見られた激戦癖は影を潜め、打たせずに打つボクシングに終始していた。

五十嵐攻略には「入るときに打たれない」事が肝心。

なお、両者ともに同じ東北出身で、なんとアマ時代に何度も対戦しているそうな。
結果は1学年下の五十嵐が八重樫に4戦全勝。
八重樫はライトフライ級を飛び越し、飛び級での2階級制覇挑戦。
これは意地のぶつかり合いになりそう。

やはり八重樫の「入り際」かな。
今はリードパンチと早いステップインに頼ってるが、もっとフェイント入れるなり、頭を動かすなりして「打たれず入り、回転の速い連打を当ててスッと離れる」八重樫を見たい気がする。

それが勝利への第一歩になる気がしてならない。