あるBOX(改)

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仁川アジア大会 雑感(2)

2014年10月17日 | ボクシング
そもそも韓国でのアマボクシング不正試合といえば
1988年10月2日、ソウルオリンピックボクシングのライトミドル級決勝が
頭に浮かぶ。

後にプロの世界王者として超絶的なパフォーマンスを見せた、
ロイ・ジョーンズJrが地元の韓国選手と対戦。

2度ダウンを奪い、有効打でも圧倒。
試合は終了ゴングが鳴って判定へ持ち込まれ、ロイ・ジョーンズ勝利と誰もが
思ったが、公式採点は不可解な判定により韓国選手の勝利!

2-3で負けて銀メダリストとなったロイ・ジョーンズは会見で涙ながらに
「盗まれた金メダルを返してほしい」と訴えた。

モロッコ、ウガンダ、ウルグアイの審判は韓国選手有利の判定を行ったが、
どうみても開催国配慮の裁定なのは明白。
後にIOCの会長からロイ・ジョーンズの元へ金メダルのレプリカが
手渡されたという。

88年に金メダリストとなった韓国選手はプロに転向する事もなく
今頃は特別年金でまったり暮らしているんでしょうなぁ・・・。

現在、2014年。
メダル獲得しても、被った不名誉は帰ってこないのにね・・・。