訃報：SF作家 平井和正さん

１月17日、
「ウルフガイ」シリーズ、「幻魔大戦」などで知られる作家の平井和正さんが
死去された。76歳だったとの事。

平井さんは1962年に商業作家デビュー。



翌年には漫画「8マン」の原作も担当。TVアニメ化された際には脚本も務めた。

1967年には石森章太郎と共同原作で漫画「幻魔大戦」の原作も手がけ、
1983年には劇場アニメ化されて話題となった。
※絵は大友克洋、音楽はK・エマーソンでしたな



小説家としても71年に発表した「ウルフガイ」シリーズが大ヒット。
商業的にも成功し、小松左京さんと共に、作風でも日本SF界に大きな影響を
与えた存在だった。

ウルトラ怪獣図鑑の監修で有名な大伴昌司さんとも交友あったという平井さん。
偏屈と言われた大伴さんを徹底的に擁護したという話で
平井さん、本当にイイ人だったんでしょうねぇ・・・。



やっぱ「ウルフガイ」が印象深いなぁ。
※全部網羅したワケじゃありませんが・・・

なんで再度マンガを子供向けに・・・と創刊された「ぼくらマガジン」で
暗いハードなマンガを載せるんだよ・・・なんて事を今にして思いますよ。



まぁ、ドキドキしながら背伸びして読んでた記憶ありですね。
ホント、容赦なかったよなぁ。

でも、その容赦なさが今にして思えば懐かしいし、嬉しいです。

平井先生、本当に有難う御座いました。
安らかにお休みください・・・。