あるBOX(改)

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訃報:「シーナ&ロケッツ」シーナさん

2015年02月15日 | 邦楽
2月14日、4人組ロックバンド「シーナ&ロケッツ」の
ボーカルで、女性ロッカーの草分け的存在、シーナさん
(本名・鮎川悦子)さんが、子宮頸がんのため都内の病院で
亡くなったとの事。



失礼ながら、
少し前の映像を見て「だいぶオバアちゃんになられたな」と
思ったものだが、享年は61歳。

ニュースによると、09年には喉ポリープの病を患い手術を
されたというし、そういった影響もあったんでしょうね・・・。

昨年8月に北海道でのライヴをキャンセルなさった時には
既に末期の状態だったそうで
闘病しながらもステージに立つ事に拘られ、昨年11月の
ライブでは椅子に座ってヴォーカルを務められたとの事。

臨終の際は、夫で同バンドのギタリスト・鮎川誠さん(66才)、
お子さんら御家族が枕元で看取られたという。

ロック界で「おしどり夫婦」なんて珍しいし、奇跡のような
存在でしたよ。

※鮎川さんはギタリストとしても最高にカッコイイけど
 「そういう意味でも」素晴らしい人だと思いますよ。

リアルタイムじゃ知らないけれど、博多で出会って結婚し
バンド結成してからズ~ッと一緒ですから。

海外のロックミュージシャンなんて、
そういう事ありえないんじゃないですか。

そういう意味じゃ、シーナさんと鮎川さんは海外ロックの
先駆者さえも越えています。



シーナさん、パーマヘアーや超ミニ衣装に加え、
「ユー・メイ・ドリーム」でのコケティッシュな歌声なんて
女性の魅力満載でしたからね。
※当時すでにママだったというから、凄かったですよ。

私にとって
「トレイン・ケプト・ア・ローリン」でも「ストロール・オン」でも
「ハニーハッシュ」でも「ブギウギ夜行列車」でもなく、
まず「レモン・ティー」が先でした。

♪しぼって 僕のレモンを あなたの 好きなだけ たっぷり
 僕のレモンを あなたの 紅茶の中に アーアーアー
 ニ人で飲みます レモンティー♪


※スネークマンショー「急いで口で吸え」の
 音声コントの合間で始まる永遠の名曲・・・

疾走感あるリズムセクション、ハードなギターに乗って
こんなセクシャルな歌詞をパワフルに歌うシーナさんは
最高にカッコよかったですよ。

シーナさんの御冥福を心より御祈り申し上げます。