さてさて、石川晶さんや猪俣猛さんら
昭和のリズムセクションを辿る旅も、そこそこ進んだが。
現時点で「物凄くピンとくるリーダーアルバム」には
正直出会っていない。
ロックのテイストを組み入れたジャズと、ジャズの
影響を受けたロックは結構違うんですよね。
私にとってのジャズ・ロックはザッパさんの「ホットラッツ」や
コロシアムの「バレンタイン組曲」、
※NHKの「今日は一日プログレ三昧」、今年の実質オープニング曲
でした!さすがNHKさん、分かってらっしゃる!!
イカロスの
「ザ・マーヴェル・ワールド・オブ・イカルス」辺りが
それに相当するのです。
http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/70435a4545ffe20049a5eed86446c4bc
※リンク先は以前、拙ブログで紹介した「イカロス」の頁
コンセプトは「(早すぎた)アベンジャーズ」。
マーベル・コミックのヒーローが活躍するアルバムであります。
曲も(後にソフト・マシーンに参加する)ギタリスト、
ジョン・エサリッジ主導のジャズ・テイスト満載のロックが
素晴らしい。テクニカルで疾走感も充分。
その反面、英国ジャズロック人脈のグループでも
「イギンボトム」みたいに、いざ聴いてみたら
「これはジャズじゃん!」・・・というアルバムもある。
※A・ホールズワースが初めて在籍したと言われるバンド。
そういえばジャック・ブルースがクリームを抜けて直ぐ
作ったアルバムもジャズだった。
何をもって「ジャズ」か「ロック」か、区分けも難しいが
ビートの強さとか、切り替え展開の多さとか、それなりに
メロディアスだ・・・とか、要素は幾つか考えられる。
マイルス・デイヴィスで言えば、「電化」してロックや
ファンクのエネルギーを演奏に取り込んだあたりで
ロック的なモノを感じたが、やっぱり印象としては「JAZZ」だった。
そこでマイルスの
「ジャック・ジョンソン」
プロデューサーのテオ・マセロが編集の妙で作り上げたとも
言われるサントラ盤。
途中、ワングルーヴからジョン・マクラフリンのギター・
フレーズが斬りこむ様は強烈で。
「こりゃジェフ・ベック影響受けまくりだわ!」と膝を
叩かされた。
~とは言え、編集で長伸ばしてLPにした感ありありの内容は
通して聴くにはチョット・・・。
めまぐるしく展開が変わるプログレッシブ・ジャズ・ロックが
好きな私には少し辛い・・・か。
マイルスの
「ビッチェズ・ブリュー」
黒人としての原点回帰と電化による進歩を成し遂げた、
マイルスの最高傑作・・・と言われる2枚組。
私も持ってるが正直、理解不能。
理解不能なぐらいにJAZZ。
おそらくマイルスが凄すぎて私の感性が及ばないのだ・・・。
マイルスの
「パンゲア」
上記路線のライヴ盤。量と圧が凄まじい。
マイルスの
「アガルタ」
昼の部・夜の部で、それぞれライブ・アルバムが出来てしまう。
それぐらい当時のマイルスのエネルギー量は圧巻だった。
・・・と、マイルス本に書いてありました。
その延長線上で繋がったのが
石川晶とカウントバッファローズです。
アルバム
「エレクトラム」
電化マイルスを思わせるグルーヴからアドリブ連発の
ホーンが凄い。もちろんドラムも。
ロックを感じさせるJAZZだ。
アルバム
「ゲット・アップ」
少し前に和モノのレア・グルーヴとして持て囃されたらしい。
再発盤は売り切れ。
リ・リイシューを期待。
視聴した限り、路線は「エレクトラム」と同じ系統か。
「ロック」という意味なら
「ウガンダ(アフリカン・ロックの夜明け)」が最も
それっぽく聞こえた。
曲もコンパクトにまとまってるし。ギターも野太くてワウが
効いている。
ドラムもアフロ調が盛り込まれてるがタイト。
※ジンジャー・ベイカーとエア・フォース的?
辿り着くのは、この辺かなぁ。
CD探すのが楽しみになってきたな。
昭和のリズムセクションを辿る旅も、そこそこ進んだが。
現時点で「物凄くピンとくるリーダーアルバム」には
正直出会っていない。
ロックのテイストを組み入れたジャズと、ジャズの
影響を受けたロックは結構違うんですよね。
私にとってのジャズ・ロックはザッパさんの「ホットラッツ」や
コロシアムの「バレンタイン組曲」、
※NHKの「今日は一日プログレ三昧」、今年の実質オープニング曲
でした!さすがNHKさん、分かってらっしゃる!!
イカロスの
「ザ・マーヴェル・ワールド・オブ・イカルス」辺りが
それに相当するのです。
http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/70435a4545ffe20049a5eed86446c4bc
※リンク先は以前、拙ブログで紹介した「イカロス」の頁
コンセプトは「(早すぎた)アベンジャーズ」。
マーベル・コミックのヒーローが活躍するアルバムであります。
曲も(後にソフト・マシーンに参加する)ギタリスト、
ジョン・エサリッジ主導のジャズ・テイスト満載のロックが
素晴らしい。テクニカルで疾走感も充分。
その反面、英国ジャズロック人脈のグループでも
「イギンボトム」みたいに、いざ聴いてみたら
「これはジャズじゃん!」・・・というアルバムもある。
※A・ホールズワースが初めて在籍したと言われるバンド。
そういえばジャック・ブルースがクリームを抜けて直ぐ
作ったアルバムもジャズだった。
何をもって「ジャズ」か「ロック」か、区分けも難しいが
ビートの強さとか、切り替え展開の多さとか、それなりに
メロディアスだ・・・とか、要素は幾つか考えられる。
マイルス・デイヴィスで言えば、「電化」してロックや
ファンクのエネルギーを演奏に取り込んだあたりで
ロック的なモノを感じたが、やっぱり印象としては「JAZZ」だった。
そこでマイルスの
「ジャック・ジョンソン」
プロデューサーのテオ・マセロが編集の妙で作り上げたとも
言われるサントラ盤。
途中、ワングルーヴからジョン・マクラフリンのギター・
フレーズが斬りこむ様は強烈で。
「こりゃジェフ・ベック影響受けまくりだわ!」と膝を
叩かされた。
~とは言え、編集で長伸ばしてLPにした感ありありの内容は
通して聴くにはチョット・・・。
めまぐるしく展開が変わるプログレッシブ・ジャズ・ロックが
好きな私には少し辛い・・・か。
マイルスの
「ビッチェズ・ブリュー」
黒人としての原点回帰と電化による進歩を成し遂げた、
マイルスの最高傑作・・・と言われる2枚組。
私も持ってるが正直、理解不能。
理解不能なぐらいにJAZZ。
おそらくマイルスが凄すぎて私の感性が及ばないのだ・・・。
マイルスの
「パンゲア」
上記路線のライヴ盤。量と圧が凄まじい。
マイルスの
「アガルタ」
昼の部・夜の部で、それぞれライブ・アルバムが出来てしまう。
それぐらい当時のマイルスのエネルギー量は圧巻だった。
・・・と、マイルス本に書いてありました。
その延長線上で繋がったのが
石川晶とカウントバッファローズです。
アルバム
「エレクトラム」
電化マイルスを思わせるグルーヴからアドリブ連発の
ホーンが凄い。もちろんドラムも。
ロックを感じさせるJAZZだ。
アルバム
「ゲット・アップ」
少し前に和モノのレア・グルーヴとして持て囃されたらしい。
再発盤は売り切れ。
リ・リイシューを期待。
視聴した限り、路線は「エレクトラム」と同じ系統か。
「ロック」という意味なら
「ウガンダ(アフリカン・ロックの夜明け)」が最も
それっぽく聞こえた。
曲もコンパクトにまとまってるし。ギターも野太くてワウが
効いている。
ドラムもアフロ調が盛り込まれてるがタイト。
※ジンジャー・ベイカーとエア・フォース的?
辿り着くのは、この辺かなぁ。
CD探すのが楽しみになってきたな。