あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

串田アキラ「SOUL,R&Bライブ」に行ってきた(4)

2015年10月26日 | ライヴ
アンコールの拍手は続き、
登場したのはキーボードの鈴木憲彦氏 (kb)。
ソロで歌ったり、曲順間違えてアカペラソングで演奏陣を
呼び出したりして・・・オチャメで大活躍のバンマスです。

鈴木氏に呼ばれて現れる串田アキラさん。
アンコールは長年付き合いある2人ステージだ。

「リクエストされた曲を歌います」という串田さん。
鈴木氏が手に持つシングル盤は「からっぽの青春」!
串田さんのデビュー作だ!!



「英語のR&Bばっかり歌ってたから発音を直されて・・・」
「アニメソングでも『発音をハッキリと』と直されて」
「歌手になって2度直されたなぁ」と思い出を語る串田さん。

鈴木氏がシングル盤の煽り文句「和製ソウル!」を紹介すると
「いやぁ、そんなでも無かったけど。当時は大袈裟だから」と
謙遜する串田さん。

いえ!あなたは目茶目茶ソウルフルでした!

幻の名盤解放セレクション2 ‐ ニコニコ動画:GINZA
(www.nicovideo.jp/watch/sm20787207)~これで
1stアルバムの曲を聴く限り、異彩放ちまくりです!

歌もソウルフルです!
演奏も黒い昭和リズムセクションとホーンが炸裂してます!
カッチョイイです!

「まぁ、『からっぽの青春』。今から少し前かなぁ」なんて
笑うお二人。
・・・いや、1969年の盤ですがな!!
※串田さん、昔は色黒で外国人と間違えられたそうな



そして
遂にキーボードの伴奏でデビュー曲を熱唱する串田さん。
歌い上げてます。
「あしたのジョー」を歌い上げる尾藤イサオさんに通じる
シャウトです。
サビは鈴木氏とハモり、感激のエンディング。

「いやぁ、すごい歌詞だね。時代だね」と感じ入るお二人。
串田さんは照れていらっしゃるのか?
いや~、素晴らしい歌ですよ!曲調ですよ!

最後はメンバーがステージに集まり、ジャンプナンバー炸裂。
エディ・フロイドの「ノック・オン・ウッド」だ!



再度立ち上がって踊る観客。私も踊りました。
R&Bの代表曲!盛り上げてくれます!

まるでソウル・レビューのようなライヴは終わった。
※女性コーラスこそなかったですが
心地よい疲労感を身体に覚えつつスタンディング・オベーション。

メンバーが横一列に集まり、手を繋いで客席にお辞儀。
そのまま記念撮影タイムへ。

ファンとの距離が近いライブでした。
途中、額の汗を「暑いなぁ~」と手で拭う串田さんに
ハンカチ差出す女性ファンもいらしたし。
※トム・ジョーンズさんの公演ですか?

串田さんの誕生日を祝う「ハッピーバースデイ」合唱と
ケーキ献上もありました。
ロウソクの火を吹き消し、感激されてた串田さん。

ファミリームード溢れるライブでありました。
例によって私にとっては2度も3度も美味しいライヴでした。

以前もあったという串田アキラさんのソウル・R&Bライブ。
今後もやってくれそうで、次回も楽しみで御座います。



◆出演
串田アキラ (vo)

鈴木憲彦 (kb) バンマス
米川英之 (g) 元CCB
※現在はソロ、またはスタジオミュージシャンとして活躍中
 今回、実にカッコいいギターを聴かせてくれました!

TAK斉藤 (b)
江口信夫 (drs)
座光寺基光 (tp)
はぐれ雲永松 (tb)
渡辺ファイアー (sax)

貴日ワタリ (cho / ザ☆カインズ)
常見弘士 (cho / ザ☆カインズ)
斉藤淳一 (cho / ザ☆カインズ)

みなさん、お疲れ様でした!

串田アキラ「SOUL,R&Bライブ」に行ってきた(3)

2015年10月26日 | ライヴ
曲はノリノリで続きます。
演奏陣もカッチョイイ!

コーラスはハモり、ホーンは鳴り響き、リズム隊は
緩急を決め、ギターはリズムを刻んでソロを取る!



テンプテーションズの「ゲット・レディ」、この曲の
カヴァーが最高にカッコいい!
ストーンズが「ビッチ」の元ネタにしたと言われる、
同チューン。
テンプスはファルセットだが、串田さんはマニッシュに
シャウト!
テンプスがホーンで鳴らすリフを米川氏がギターで重ねて
キメている!
滅茶苦茶カッチョイイ――!!
テンプス~串田バンド~R・ストーンズで橋渡ししているかの
ような演奏は、この公演の白眉と言えた!!



畳み掛けるようにソウル・R&B曲が続く。
ああ、曲順の記憶も曖昧になってきた。

「オールマン・リバー」もあった気がする。
サッチモの「この素晴らしい世界」も歌われたような。

1stセットの最後が
スティービーワンダー「サー・デューク」だった事は
間違いない。盛り上がりました。
ホーンも並んでキマってました!



サムクックの「チェンジ・ゴナカム」では堂々の
歌い上げ。

ジミー・クリフ「アイキャン・シー・クリアリー・ナウ」
(元はジョニー・ナッシュ)では、ライトに歌う。
でも、しっかり串田テイストが入ってるから、思わず
顔がニヤけてしまう。



待ってましたのオーチス・レディング「ドック・オブ・ベイ」
ギターがS・クロッパーばりにキマってる!
※「リスペクト」とかも歌ってほしかったけどね!

2ndセットの終盤はアップテンポで盛り上がりの連発!
ウィルソン・ピケット「イン・ア・ミッドナイトアワー」!



ここらでは「お店から踊っていいと許しが出ました」という
串田さんの言葉で客席はダンス・フロアへ!
※私も立って踊っておりました

ついに登場したのがジェイムズ・ブラウン曲!
「セックスマシーン」「アイフィールグッド」のJBナンバーで
会場はノリノリ。



ホーンもベースもドラムもギターも一体となって熱気ムンムン!
狂熱のエンディングで2セット目も終了。

1stセット終了同様、メンバー達は客席の中央を通って
ハケていったのでした・・・。

(続く)