あるBOX(改)

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拳四朗は前王者を2RKOし防衛

2018年05月26日 | ボクシング
[WBC世界L・フライ級タイトルマッチ]
5月25日、東京・大田区総合体育館

王者の拳四朗が、前王者で挑戦者1位ガニガン・
ロペス(メキシコ)に2R1分58秒KO勝ち。
3度目の防衛に成功した。

昨年5月の奪取試合の採点は拳四朗が115-113
(2名)114-114の小差でタイトルを奪取。

際どい判定をうけ、両選手とも完全決着を望んだ
一戦だった。

初回はリードの差し合い、距離の探り合い。
ここでは、手数で拳四朗が少し勝ったい印象。

2回になって距離が合い始めた右を上下に散らす
王者、右ストレートをストマックに打ち込むと
ロペスがダウン!

まさかの序盤KO勝ち!
パンチ力が一気に付いたというより、うまい
タイミングで当てどころが良かったという事
だろう。

井上尚弥の試合とセットで海外放送があった
今回の試合。
再戦の快勝で拳四朗への注目度が上がった事
でしょう。

こちらの今後にも注目です。

井上尚弥が初回KOで三階級制覇

2018年05月26日 | ボクシング
[WBA世界バンタム級タイトルマッチ]
5月25日、東京・大田区総合体育館

同級2位の井上尚弥(25才/大橋)が、王者の
ジェイミー・マクドネル(32才/英国)を1回
1分52秒TKOで降し、王座を奪取。
日本最速の16戦目での三階級制覇を達成した。

井上は試合開始と同時にプレスを掛け、早くも
ロープ詰めて連打。

ストレート三連打で相手を追う工夫も見せ、左
レバーも早々にヒット。

低く出たマクドネルの側頭部に左フックを打ち
込むと王者はフラリ。がぜん会場が盛り上がる。

1分半過ぎに左ボディーを打ち込むと、王者は
横転ダウン!

カウント8で立ったマクドネルだがラッシュを
受けてガード上からもダメージ追加され、自陣
セコンドが棄権を申し出たと同時に倒れ込んで
しまった!

鮮やかな初回KO勝ち。
予想を上回る快勝だった。



この日、会場で計測された両者の体重は井上の
59・5kgに対し、マクドネルは66・3kg。

前日の「目もくぼみ、計量後は立ってられない
程の状態」からは回復していたが。

大物拳闘人が付いておきながら「試合成立させ
ただけでも立派」みたいに言われるのは如何な
ものかとも思えた。
※ジョニー・オーエンの悲劇を忘れたか?

さて一方、井上の今後だが。
今各階級の世界王者クラスが総額5000万$
の超高額賞金を争うトーナメント「ワールド・
ボクシング・スーパー・シリーズ」参戦を表明。

見た目もまだ筋肉付けそうに感じたし、バンタム
への順応もこれからという気がする。

WBSSの初戦に注目ですな。