あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「マカロニほうれん荘」原画展(3回目)に行った⑤

2018年05月29日 | 漫画
日替わり紹介とも言われてるファンレター。

今日は御年賀です。



ファンからの「お年賀ありがとう御座いました」みたいな
書き出しもあったから、鴨川さんは読者と交友されてたの
でしょうか?



「ロック聴きながら殆ど一人で描いてた」なんて言われる
鴨川さんだが。

とことん孤独じゃなく、ファンと心の交流あったことを
思うとホッとするのです。

しかし皆さん上手だ。きんどーちゃんを描いた絵が多いが、
しっかり主人公そうじ君も取り上げてあるので「ホッ」。



グッズも、そうじ君以外が売り切れだったりして、複雑な
思いしちゃうのよね。

今日は缶バッジもマグネットもTシャツもポロシャツも
売り切れ。

※3,000円以上購入で商品入れて貰えるショップバッグは
 復活していた。



トシちゃんトートバッグ、そうじ君ドッグタグ・プレートが
あったが、今回は観覧に専念するためグッズ列には並びませ
んでした。

~とは言え、トリオのうち他の2名が余りにハチャメチャゆえ
グッズの人気で劣っちゃってる感ある主人公ですが

私ゃそうじ君も大好きなんですよねぇ。



年下キャラの主人公の魅力というか。

かおりお姉さんの胸で泣き、別のシーンではイジられて
頬染めたりして、可愛いのよね。



※画像は女装バージョン。

場面場面で4等身になったりして、「ショタ的魅力」もあり。
萌えたお姉さまも多いのでは?



それにしてもスゴイ盛況ぶり。ファンも主催もここまでとは
思っていなかった・・・そんな感じです。

メッセージボードは会期途中で書き込み一杯になって、貼り
直したといいます。



3日前に好感された新しいボードが、既に新しい書き込みで
イッパイです。

1枚目は鴨川先生に贈呈されるそうで、この熱気と感謝の
言葉が届いたら嬉しいな・・・と思いました。

「マカロニほうれん荘」原画展(3回目)に行った④

2018年05月29日 | 漫画
白黒原稿。
連載が進むに従い、ベタの「押さえ」が有効になっていく。



パンク・ファッションを、ここまで緻密に描いたのは
鴨川さんが初めてだろう。

しかもポップに楽しく噛み砕いて…



それでいながら長髪ロックへの愛情も変わらないねぇ。

※あの頃は一気に転んだヤツ多かったからな。世の流れ
 だから仕方ないけど…



1話完結の中でピストルズ、ZEP(ダブルネックギター!)、
ベイシティ・ローラーズが立て続けに登場する。

※もちろん扮してるのはトシちゃん、きんどーさん、
 そうじ君。そして女子キャラ…。



物凄いスピードで描かれるその流れ。
横ぶち抜きのコマ割りが素晴らしい!!

もちろんパンクな表現は増えて行ったし、絵柄も
それに伴って変わっていったワケだが。



単行本収録が掲載順ではなかったりして、そのあたり
スッキリしないのが秋田書店さんにクレーム入れたい
トコロです。

本誌掲載順に戻し、当時の表紙を再現した復刻版発行に
期待したいですねぇ。



今回の原画展では発表時期が分かる絵もあり、それは
とても嬉しかったですが…。

生原画でも個々の発表時期の表記とか無いんですよね。
そういうモノがあったら嬉しかったのですが…。



※入場無料で多くを求めすぎだと言うのなら、今後の
 参考としていただき、多くの方々が言うように有料
 展にして貰っても良いのです。

「マカロニほうれん荘」原画展(3回目)に行った③

2018年05月29日 | 漫画
マカロニほうれん荘展も3回目。

混んではいたが、精神的にやっと少し落ち着いて鑑賞できた。



カラー絵のキレイさは勿論、和柄こだわりハンパない。
特に女の子の和装。

振り袖の模様と色合いが美しい事よ。



ホワイトも修正じゃないのよね。
模様の描き足し、塗り足しとして使われている。

ため息が出ますわ。



主人公3人組の和装も、テーマに沿って見事な塗りが見れます。

きんどーちゃんの隈取と衣装。
※盃に注がれた酒の表現!



トシちゃんの入れ墨の緻密さ。色合いも素晴らしいです。

格子柄もシワに合わせて波を打っている。それも殆ど一本一本
一筆塗り?(下書きしてるのか?)



小品的な絵でも、日本画風と決めたら主線の追求力が凄まじい。

主線も完全に筆タッチ。
昔話風に描くことに余念が無い。



和装の女性も主線は筆タッチ。

襦袢にも見える服。さすがの表現力です。



まぁ、やっとそういう見方が出来ております。

この調子で原画鑑賞を務めていこう。

「マカロニほうれん荘」原画展(3回目)と「月光仮面+レッドバロン展」に行った②

2018年05月29日 | アニメ・特撮
「月光仮面」に関してはリアルタイムではないし、私が
小さい頃も殆ど再放送やってなかったが。

展示は楽しめましたよ。



もちろんレッドバロンも。

格納庫(?)収納された絵面は「ジャイアントロボ」を
思わせてくれるし。



基地もTV特撮番組の歴史を感じますよ。

なお、画廊内ではグッズも販売されているが、これもTシャツ、
ノート、スマホケースなどなど品揃えも豊富だ。



さすがに私は手が出なかったが
展示自体は5/31までやっているから、マカロニ展の合間に
来られるのもイイかも知れません。

ちなみに次回イベントは「コブラ展」!!



フライヤーも配布されてます
手にとってバッグに収めましたよ。こちらも私ゃ来ますよ!

…寺沢武一先生の代表作「コブラ」の連載40周年を記念した
企画展「コブラEXHIBITION ~墓場より愛を込めて~」。



墓場の画廊にて6月1日から19日まで開催されます。
会場には、カラー原稿の複製原画や当時のおもちゃなども並び
墓場画廊が選んだ「コブラ」に登場する“一度は言ってみたい
セリフ”も登場。

※後半は一部の展示物が入れ替わる予定。



またパスケースやTシャツ、缶バッジ、アクリルキーホルダー等、
オリジナルグッズも販売。

開催期間中、会場にて関連アイテムを5000円以上購入した人には
先着で特典プレゼントあるとの事!

さらに6月中旬頃には寺沢先生のサイン会も開催決定!
整理券制だが、詳細は墓場の画廊の公式サイトを要チェックだ。



あとは最近のパターン。
「A-ライセンス」でランチ。今回はパスタです。

「コブラ展」のフライヤーを眺め、Twitterもやりながら時間を
過ごす。ここで補充されたトートバッグの「きんどーちゃん」
ヴァージョンの売り切れを知る。…マジか!!



なお、「コブラ展」は東京終了後の8月1日~28日に大阪・墓場の
画廊WESTで開催される。

東京に来れない人は、大阪展をチェックして欲しいです。



とにかくスペース・オペラの傑作ですから、「コブラ」は。
セリフはイカしてるし、出てくる女性のアメコミ的ナイスバディ
ぶりにはドキドキさせて貰ったし。

その傑作が複製とはいえカラー展示で見ることが出来なんて、最高
ではありませんか。

いまから楽しみです!

「マカロニほうれん荘」原画展(3回目)と「月光仮面+レッドバロン展」に行った①

2018年05月29日 | 漫画
また中野に足が向いてしまった。
新宿から総武線乗り換え、中野駅へ。

目指すのは「マカロニほうれん荘展」が行われている
ギャラリー「Animanga Zingaro」さん。



今回の道中BGMは「ギター殺人事件 AC/DC流血ライブ」。

オーストラリアのHR/HMバンド=AC/DCが78年に発表した、
初ライヴ・アルバムからの1曲目「リフ・ラフ」。



鴨川さんがギャラリー内BGMに選んだ曲だ。

※しかしギターの刻みからのドラム挿入が凄いね。
 「こんなハイテンポになるんだ!」と毎回驚くわ…



新宿駅を出た黄色い列車は、そうこうしてるうちに
中野へ到着。

中野北口からアーケード街を通り中野ブロードウェイへ。



今日もイイ天気です。

さぁ、もう2度の週末を経ての平日です。混雑もして
いないでしょう…と思ってギャラリーを訪れたら



混んでいました。

…どうしようかと思っていたら 良いもの発見!
3階の「墓場の画廊」さんで月光仮面/レッドバロンの
展示・物販が行われていましたよ。



国産初のテレビ映画としてあまりにも有名な「月光仮面」
(活劇ヒーローの走りとして大人気だった)と、スーパー
ロボット「レッドバロン」は共に宣弘社の制作ゆえセット
公開が可能だったのでしょう。



レッドバロンは1973年7月から全39話が放送された特撮モノ。
メカのデザイン画なども展示されており、実に興味深し。

記念撮影コーナーあり。
レッドバロンはコックピットです。



月光仮面の撮影コーナーは所謂「顔はめ」パネル。
サタンの爪と並んで写真が撮れます。

そもそも展示物は全て撮影OKです。



そういや去年の「日ペンの美子ちゃん展」も同様だったな…
マカロニ展同様そうとうの太っ腹だ。

~なんて事を考えながら特撮ヒーロー黎明期の資料を見た。