あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「火ノ丸相撲」アニメ化

2018年06月24日 | 漫画
白熱の相撲マンガ「火ノ丸相撲」(原作:川田)がTVアニメ化決定。
2018年10月からの放送開始が発表された。

現在、「週刊少年ジャンプ」で連載中の「火ノ丸相撲」は相撲に夢を
かける男たちの熱い格闘ロマン。



「国宝」と言われる、類まれなる体格と才能を持った選手たちが
ひしめく高校相撲の世界で身体の小さな主人公・潮火ノ丸(別名:
鬼丸)が、弱小相撲部の仲間たちと一緒に高校トップを、そして
やがて大相撲の「横綱」を目指す物語だ。

個人的には、かなり好きな漫画です。
いまどき珍しいほど正統派の格闘モノだし。

野暮なくらいに一途に相撲道を邁進する火ノ丸の熱さは読んでて
こちらまで体温が上がる思いだ。



で、アニメ化なった絵ですが…

(イイ意味での)野暮ったさが 消えてるよなぁ…。
スマートというか、火ノ丸から「ぐへへっ」という笑い声が聴こえて
こない…。

顔もソーマみたいじゃないか。
レイナとか、可愛く描いてくれるんだろうけど、ワタシャ原作通りの
ヤンキー娘が好きなんで(あれはあれで可愛いと思います!!)

なんとか野暮な感じを盛り込んで欲しいです。
※アニメ制作はGONZOさん…。お願いしますよ。


映画「スパイナルタップ」を見に行った

2018年06月24日 | 洋楽
「スパイナルタップ」見た!

間髪おかずに出直して、観ましたよ。
パンフも買いましたよ。



演るバカ・撮るバカ・観るバカ・語るバカ!
笑って、泣けて、ほろ苦い、これぞロック!!

現代は『THIS IS SPINAL TAP』。
「これがスパイナル・タップだ!』「これが青春だ!」

邦題は昔のVHS時代同様『スパイナル・タップ』



6月16日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開中。

1984年に製作された同作は、60年代に結成された架空の
英ロックバンド・スパイナルタップを撮影したモキュメン
タリー。



ビートルズ・スタイルやフラワーチルドレンを経て、HRの
バンドとして活動するスパイナル・タップ。

生き残るための節操なき変貌は現実のロックバンドでも
数多く見受けられたが、それを実に上手く再現している
のよね、ロブ・ライナーは。



白黒映像やフラワーなTV番組でのウソ演奏ぶりなど、昔
いろんなバンドをビデオで見て「演奏してないじゃん!」
…と落胆した事が思い起こされます…。



そのスパイナルタップの全米ツアーに密着したのが映画
監督マーティ・ディ・ベルギー(ロブ・ライナー)。

バンド結成の馴れ初めやメンバーたちの苦悩、歴代ドラマー
怪死や凝りすぎてドツボに嵌るステージなど、可笑しいが
物悲しい「あるある場面」を映し出している。



同作デビューのロブ・ライナー監督は、今作の発表後に
『スタンド・バイ・ミー』『恋人たちの予感』『ミザリー』
といった作品を手掛け、人気を得たが、ある意味デビューで
最高傑作作っちゃった感も無きにしもあらずだ



「スパイナルタップ」は、2003年の『エンターテインメント
・ウィークリー』誌の「カルト・ムービー・トップ5」や、
『Mojo』誌が2005年に発表した「歴代ロック映画トップ10」、
同年の『BLENDER』誌の「ロックンロール映画オールタイム
ベスト100」で第1位を獲得。



また、現実のミュージシャンも「これは俺のことを取り上げ
たのか?」(スティーブン・タイラー)、「リアル過ぎて
泣いていいのか笑っていいのかわからなかった」(Sting)
「見ながら涙が止まらなかった」(U2ボノ)などとコメント
してるという。


なお、昔のVHSではエンディングでモーツァルト作曲の「俺の
尻をなめろ」をデビッドが得意気に弾くシーンあったような
気がするが、編集違いなのかなぁ。



字幕も向上したという話だが、ロック映画では「バカ」よりも
「アホ」の方がしっくりくるのよねぇ。
ナイジェルへの突っ込みも「アホ」の方がイイ気がします…。

映画館も気合入ってますわ。なにより展示も凝ってる。
ストーンヘンジ君に会えたし、アンプのヴォリューム「11」ある
のか要確認のマーシャルアンプもある。



Tシャツなど、グッズは売り切れも...。
私のサイズが無かったよ。

雑に使えそうなタオルがあったので、パンフと一緒に買った。



いろんな意味でサイコー。
大入り→上映延長となって欲しい。パンフも最高だったが、
迷走した例として出されたコロシアムの説明だけは腑に落ちない。

コロシアムは最所からジャズロックで、Gムーアらが参加した
コロシアムⅡはハードフュージョン!!



まぁ、それ以外はやっぱり細かいところも最高ですよ。

故障したステージ演出を戻そうとハンマーでガンガンやってる音を
しっかりヴォーカルマイクが拾ってたりとかね。
※これは映画館の音響あればこそ…ですねぇ。

あと、半ナマ演奏で演奏陣がつまらなそうに棒立ち…とかリアルです。

さらに、スパイナルタップのメンバーがちゃんと英国発音で喋ってる
トコロとか…。
特にDavid St. Hubbins!



食への細かさとか、メンバー実は育ち良いのでは?…なんてね。

「St.」の由来も語ってたし、音楽教育も受けてそう。
英ロックには、時々そういう人物が居るんだよね。