何といっても立川シネマ2名物の極上音響上映です。
映画用ではなくPA用の高性能サウンド・システムを極上の
クオリティに調整のうえ大音量上映してくれるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/fa/4e21042dc5bcdf5ed3502c939b7f2dc6.jpg)
リマスターに加え、その音響再生環境ですから、ホントに
コンサート会場に居るかのような臨場感でした。
特に歓声や拍手。
生々しく真横や斜め後ろから聞こえる!
おもわず釣られて声を上げそうになりましたよ。
楽器の音色も、ヴォーカルのツヤも最高。
「ロビー・ロバートソンのギターって、こんなにキラキラ
してたっけ?」と思い直したほどであります。
低音も腹に響きました。
マディ・ウォーターズが、『マニッシュ・ボーイ』の
気合入れで振り下ろした拳が「ボコッ」っとマイクに
当たったのも生々しい。
ザ・バンド版プログレともいえる『チェスト・フィーバー』の
オルガン・イントロもガース・ハドソンのプレイに思いっきり
低音が効いてて迫力倍増でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ca/397c6f6d0f1d0349789c31debaf216a4.jpg)
※劇中でロバートソンが語るハドソンの音楽的背景も非常に
興味深かったですよ。
グループとしては、既に3名が他界しているザ・バンド。
86年にリチャード・マニュエルが自殺し、99年はリック・ダンコ、
2012年にリヴォン・ヘルムが亡くなっている。
※特にリヴォン・ヘルムは癌センターでの「病死」ゆえショックも
大きかった。「ロック・アーティストもオーバードーズや事故死
などではなく、普通に病死する年齢になったのだ」…と。
専任ヴォーカルという形を取らないザ・バンド、それゆえ曲ごとに
少しばかり異なる味わいがあった。
そもそも世界中のロック界で「フラワームーブメント」だ「サイケ
デリック」だ言ってる時期に、いきなり素朴で土臭く、腰の座った
ロックが登場したのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/b4/0c7f5e7d5a7e54bb205036fa8f285f6f.jpg)
業界受けというか、まずはミュージシャンの間で知られ、一気に
色んなグループがアーシーな方向に舵を切ったのも凄いというか。
※ジミー・ミラーのようなプロディーサーが英グループにその流れを
作ったワケだが…
ストーンズの『ベガーズ・バンケット』
トラフィックはセカンドアルバム、スプーキィ・トゥースは『Ⅱ』…
ファミリーも装飾過剰気味だった1stからシンプルになった。
フリーだって『ハイウェイ』に影響が表れたと語っている。
※私はあまり感じなかったですが…。元々彼らは装飾過剰な音楽は
演ってないし
スタープレイヤーもいない、弩級のヴォーカリストもいない、すごく
メロディアスな超名曲もない…。
しかし、間違いなくロックの最重要グループだし、偉大なバンドです。
その不思議さが、彼らの魅力なんしょうなぁ。
その辺、改めて知った『THE LAST WALTS』極上音響上映で御座いました。
映画用ではなくPA用の高性能サウンド・システムを極上の
クオリティに調整のうえ大音量上映してくれるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/fa/4e21042dc5bcdf5ed3502c939b7f2dc6.jpg)
リマスターに加え、その音響再生環境ですから、ホントに
コンサート会場に居るかのような臨場感でした。
特に歓声や拍手。
生々しく真横や斜め後ろから聞こえる!
おもわず釣られて声を上げそうになりましたよ。
楽器の音色も、ヴォーカルのツヤも最高。
「ロビー・ロバートソンのギターって、こんなにキラキラ
してたっけ?」と思い直したほどであります。
低音も腹に響きました。
マディ・ウォーターズが、『マニッシュ・ボーイ』の
気合入れで振り下ろした拳が「ボコッ」っとマイクに
当たったのも生々しい。
ザ・バンド版プログレともいえる『チェスト・フィーバー』の
オルガン・イントロもガース・ハドソンのプレイに思いっきり
低音が効いてて迫力倍増でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ca/397c6f6d0f1d0349789c31debaf216a4.jpg)
※劇中でロバートソンが語るハドソンの音楽的背景も非常に
興味深かったですよ。
グループとしては、既に3名が他界しているザ・バンド。
86年にリチャード・マニュエルが自殺し、99年はリック・ダンコ、
2012年にリヴォン・ヘルムが亡くなっている。
※特にリヴォン・ヘルムは癌センターでの「病死」ゆえショックも
大きかった。「ロック・アーティストもオーバードーズや事故死
などではなく、普通に病死する年齢になったのだ」…と。
専任ヴォーカルという形を取らないザ・バンド、それゆえ曲ごとに
少しばかり異なる味わいがあった。
そもそも世界中のロック界で「フラワームーブメント」だ「サイケ
デリック」だ言ってる時期に、いきなり素朴で土臭く、腰の座った
ロックが登場したのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/b4/0c7f5e7d5a7e54bb205036fa8f285f6f.jpg)
業界受けというか、まずはミュージシャンの間で知られ、一気に
色んなグループがアーシーな方向に舵を切ったのも凄いというか。
※ジミー・ミラーのようなプロディーサーが英グループにその流れを
作ったワケだが…
ストーンズの『ベガーズ・バンケット』
トラフィックはセカンドアルバム、スプーキィ・トゥースは『Ⅱ』…
ファミリーも装飾過剰気味だった1stからシンプルになった。
フリーだって『ハイウェイ』に影響が表れたと語っている。
※私はあまり感じなかったですが…。元々彼らは装飾過剰な音楽は
演ってないし
スタープレイヤーもいない、弩級のヴォーカリストもいない、すごく
メロディアスな超名曲もない…。
しかし、間違いなくロックの最重要グループだし、偉大なバンドです。
その不思議さが、彼らの魅力なんしょうなぁ。
その辺、改めて知った『THE LAST WALTS』極上音響上映で御座いました。