家康公ガンプラに驚いた 国宝 久能山東照宮

静岡の聖地「久能山」、徳川家康公をお祀りする
最初の神社、それが久能山東照宮です。

当時の技術と芸術が凝縮された権現造社殿は、
最古の東照宮建築として、
平成22年12月に国宝指定されています。







見事なまでの彫刻と葵のご紋。







江戸時代は20年に一度、明治時代以降は50年に一度、
社殿を始めとした建造物の漆塗り替えが行われ、
近年では2006年に社殿の塗り替えが完了したそうです。







こんなにきれいだという印象がなかったのは、
塗り替え前だったからなのでしょう。
長い表参道の石段を下りたことは、
鮮明な記憶として残っています。







75歳の生涯を閉じた徳川家康公の命により、
二代将軍秀忠が造営した東照宮。







御鎮座400年大祭で様々な行事があった2015年でした。

久能山は推古天皇の時に久能忠仁が山を開き、
寺を建て、観音菩薩を安置しています。
その後、行基を始め多くの名僧が相次いできたそうです。

1568年、武田信玄は久能山が要害であると聞き、
山上に城塞を設け、久能城と称しました。
1582年、武田氏が滅び駿河国一帯が
徳川氏が所有することとなった経緯があります。







樹齢650年の大蘇鉄。

いったい誰がここに植えたのか…







家康公御手形

こういうものがあると自分の手と必ず重ねてみます。
まるみより6cmも身長が低いのに大きな手、
しかもふっくらとした手であるようです。







楼門

この門をくぐって東照宮詣でが始まります。
後水尾天皇の宸筆である
「東照大権現」の扁額が掲げてあります。







家康公ガンダムには驚きました。







ふ～ん、なるほど。

日本のプラモデルのおよそ９０％が
静岡で生産されているそうです。

楽器製造・オートバイ自動車製造・光電子技術、
製紙産業も盛んですし、ものづくりが盛んなのは、
このような理由があるからなのかも

静岡県静岡市清水区

２０１５．１０．３１