昨年5月日経日本画大賞展で
「雪月花時最憶君ー花泥棒」の作品で大賞受賞の
岩田壮平氏の日本画展を鑑賞してきました。
美術館のエントランスにも花が飾られています。
ビルの2階が受付で、3~5階が展示室です。
赤を主調とした濃密な花の表現が印象に残ります。
これほどまでに鮮やかな赤を使った日本画を
見たことはないと思います。
そもそも日本画とは…
西洋から伝えられた油彩画と区別するため生まれたもの。
淡い色合いを思い浮かべてしまいます。
しかし、江戸時代の画家である伊藤若冲の絵を
思い浮かべてみますと濃厚な色合いの作品も多いのです。
濃厚で華美な色合いのものは、
毒々しさと紙一重でもあるかもしれません。
鋭い観察力で表現された絵は、観る者を圧倒します。
幼少期から花好きで、華道池坊に入門され、
日本画の道に進まれたという作者の絵は、
花を知り尽くしたような絵で、
館内に花の香りが漂ってくるのではと思うほどでした。
まるみも学生時代から華道を学び、
お稽古の日は、活けた作品をスケッチしました。
准師範までは進みましたが、
それ以上続けなかったのは花に対する愛情が
作者のようには持てなかったからだと思います。
佐藤美術館
東京都新宿区大京町31-10
2016.2.21
「雪月花時最憶君ー花泥棒」の作品で大賞受賞の
岩田壮平氏の日本画展を鑑賞してきました。
美術館のエントランスにも花が飾られています。
ビルの2階が受付で、3~5階が展示室です。
赤を主調とした濃密な花の表現が印象に残ります。
これほどまでに鮮やかな赤を使った日本画を
見たことはないと思います。
そもそも日本画とは…
西洋から伝えられた油彩画と区別するため生まれたもの。
淡い色合いを思い浮かべてしまいます。
しかし、江戸時代の画家である伊藤若冲の絵を
思い浮かべてみますと濃厚な色合いの作品も多いのです。
濃厚で華美な色合いのものは、
毒々しさと紙一重でもあるかもしれません。
鋭い観察力で表現された絵は、観る者を圧倒します。
幼少期から花好きで、華道池坊に入門され、
日本画の道に進まれたという作者の絵は、
花を知り尽くしたような絵で、
館内に花の香りが漂ってくるのではと思うほどでした。
まるみも学生時代から華道を学び、
お稽古の日は、活けた作品をスケッチしました。
准師範までは進みましたが、
それ以上続けなかったのは花に対する愛情が
作者のようには持てなかったからだと思います。
佐藤美術館
東京都新宿区大京町31-10
2016.2.21