「2017年夏。半世紀の時を経て、
SLが復活します!」
(ポスターより)
2017年8月10日、東武鬼怒川線で
SL「大樹」運行開始
SL復活は、鉄道産業文化遺産の保存と活用、
日光・鬼怒川エリアの活性化、
東北復興支援の一助となることを目的にした大事業。
(野岩鉄道、会津鉄道を経て福島は近い)
東武鉄道の各駅では、この「大樹」をアピールした
ポスターが掲示されているようです。
SL復活プロジェクトの始動は2年前。
下今市駅構内において旧転車台の遺構が、
確認されたことがきっかけだったそうです。
ホームの自動販売機「大樹」のデザイン。
こちらは、鉄道むすめの鬼怒川みやび。
2013年から「鉄道むすめ」のメンバーになりました。
2015年に全キャラクター当時72人を対象に実施された
「鉄道むすめ」シリーズ人気投票で見事1位に。
蒸気機関車(SL)C11形207号機を
JR北海道から借り受け、車掌車や客車、
ディーゼル機関車の車両は全国の鉄道事業者から
譲渡を受けたものだそうです。
SLの運転に欠かせない検修員と乗務員の養成でも
SLの知識・経験ともに豊富なJR北海道、秩父鉄道、
大井川鐵道、真岡鐵道が人材の育成と教育を
力強くバックアップしてくださったとか。
多くの方々が携わったSL復活プロジェクト、
鬼怒川の渓谷美に彩られた緑と水の風景の中を
走り抜けるSL大樹の勇壮な姿を
いつまでも目にしていたいものです。
栃木県日光市
撮影日2017.8.2