8月10日東武SL「大樹」がいよいよデビュー
東武鬼怒川線の下今市駅~鬼怒川温泉駅間を運転します。
停車駅は、下今市駅、東武ワールドスクウェア駅、
鬼怒川温泉駅、所要時間は片道約35分。
鬼怒川温泉駅転車台で「大樹」がゆっくりと回り、
その姿を私達に披露してくれました。
JR西日本の旧三次駅転車台から
譲渡された転車台です。
他にも鉄道文化遺産の保存と活用に
賛同していただいた鉄道会社の協力を受け、
車両を貸与・譲渡されて
SL復活運転プロジェクトが成立。
SLの何が好きかと問われれば、
汽笛と答えましょうか。
もうゾクゾクしてしまいます。
間近で聞くとその大きさにも驚きます。
ヘッドマークとなるデザインはC11形らしく
3つの動輪を表現したものに
「大樹」の文字を重ねています。
徳川将軍の家紋である「三つ葉葵」を
イメージさせるデザインでもあり、
「大樹」は、「将軍」の別称・尊称です。
試乗会の乗車証を首に下げます。
この日4度目の試乗会で、
下今市駅に到着する「大樹」を
特急スペーシアから眺めていたのですが、
いよいよ私が乗車する時間がきました。
客車となるのは、スハフ14-1・スハフ14-5など
ブルートレインとして利用されていた車両です。
うれしいようなそうでないような・・・。
冷暖房が効いて快適ですが、
乗車してしまうとSLに
乗車している感じがしません。
初めてSLに乗車した時には、
手を黒くし、気をつけなければと思いました。
でも、その必要はありません。
車窓に蓮の花、鬼怒川、のどかな風景が広がります。
地元の方が手を振っておもてなし、
まるみも手を振って応えます。
車内で販売されていましたよ。
2017年度は、土休日を中心に98日間運転を予定、
SL座席指定料金は大人750円、小児380円。
力強い鼓動が復活しました。
SL「大樹」に出会う鬼怒川の旅、
世界遺産「日光の社寺」も近く、
東京からなら日帰りの旅も可能です。
栃木県日光市
2017.8.2