1994年の11連勝は、パ・リーグ史上初の5連覇、
5年連続の全球団から勝ち越すという偉業を成し遂げた年。
イチロー選手が、プロ野球新記録の
210安打を達成した年でもありました。
「前回の反省を活かして先頭打者を
出さないよう努めた」という岡本投手。
今季まだ負けしらず、楽天の則本投手とは相性も悪くない、
負ける気がしないと思っていたゲームですが、
まさかここまでのゲームをするとも予想できませんでした。
岡本投手がゲームを作り、打線も援護ができました。
主力選手はでしたが、
投打ともに脇役の頑張りでの勝利です。
初回に先制点を奪われ、満塁になりながらも
1失点のみで抑えた岡本投手。
3回にはライオンズが源田選手のタイムリーで同点に、
そして、則本投手のミスも誘い、
足でも稼いで勝ち越しに成功しました。
6回のバックスクリーンへの2ランも大きいですが、
8回表に2本のホームランを打たれて2点差に迫られた後の
8回裏の山川選手3打席連続のホームランは、
本当に貴重な追加点となりました。
ファームでは人一倍元気に声を出していた山川選手が
思い出されてウルウル、守備も上手くなりました。
金子選手も外崎選手も守備も上達、
足でも稼げる選手です。
いつの日か主力選手になり得る選手が
育っていることもうれしいことです。
森・西武最後の年以来の11連勝、
ちょっと複雑な気持ちの1994年でした。
記録はともかく、楽天との差が縮みますように。
メットライフドーム
西7-4楽