新一万円札の肖像となる日本資本主義の父と呼ばれる
渋沢栄一の援助のもと、1922年に建立された
名君松平定信を御祭神とする南湖神社。
渋沢栄一は、松平定信の熱心な崇敬者とか。
江戸時代を代表する茶人でもあった松平定信の茶室、
自筆の書や渋沢栄一が奉納した
書画などを展示する宝物館もあります。
広大な貯水池の周りを桜や松、楓などが彩る
風光明媚な景勝地である南湖公園。
南湖の湖畔で元祖南湖だんごをいただくのも良いですが、
暑かったので、アイスクリームにしました。
寛政の改革でその名を知られる白河藩主・松平定信が、
1801年に「士民教楽(武士も庶民も共に楽しむ)」という
理念のものに築造した日本で最初といわれる公園。
200余年の時を経ても、花と緑と水が織りなす美しさは、
多くの人々を魅了し続けているのです。
季節により吉野桜の花や睡蓮の花、
紅葉や雪景色など四季折々の風情を楽しめます。
1924年には国の名勝、国指定史跡に選定。
水面にはハスが浮き、その下にはじゅんさい、
水を塞ぎ止めた千代堤には松が並木となって連なり、
後の行き先を指し示すよう植えられているとか。
農林水産省の「ため池百選」にも選定されているそうです。
福島県白河市南湖
2019.9.15