展示室に五島美術館茶室の床の間の原寸模型をしつらえ、
館蔵の茶道具コレクションから約70点を選び展観。
茶匠の茶会記などを参考にされた道具の取合せを再現、
茶道を学んでいるのであろう人々が熱心に見学されていました。
まるみも叔母の下で数年学びました。
今となっては手順もおぼつかいのですが、
美術品として茶道具を眺めるのは好きです。
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東急グループの礎を創り上げた五島慶太が収集した
コレクションを中心に、日本と東洋の古美術品
約5000点を保存・展示している五島美術館ですが、
楽しみの一つはこちらの庭園の散策です。
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多摩川が武蔵野台地を侵食してできた「国分寺崖線」に
位置する傾斜地にあり、自然環境はそのままに、
石塔、石灯篭、石仏等を配し、経路を整えています。
ここから見えるのは、人気の二子玉川です。
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先端が金魚の尾っぽのように分かれている
珍しい形の葉をしたキンギョツバキ(金魚椿)、
突然変異によって生まれたヤブツバキの園芸品種です。
3月中旬ごろに赤い花を咲かせるのですが、
暖冬のためか2月に入ったばかりというのに咲いていました。
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池もいくつかあるのですが、基本的には「崖」、
ハイヒールや草履等での散策はキビシイかもしれません。
自然に近い状態でみられる庭園は、
世田谷区内には少なくなっているそうです。
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収蔵品を代表する国宝の源氏物語絵巻は春に、
紫式部日記は秋に展示されますが、
庭園の散策とともに楽しみたいものです。
東京都世田谷区上野毛3-9-25
2020.2.1