港区立郷土歴史館は、歴史的建造物を活用し、
港区の自然・歴史・文化を深く知り、
交流する拠点として2018年開館。
ドラマ「ウチの娘は彼氏ができない」のロケ地、
空や光が通う立青学院大学の外観として登場します。
確かに大学の建物といった感じがしますよね。
2002年まで「公衆衛生院」の建物として使用されてきました。
目を引くような建物でしたから見学してみたいと
以前から思っていたのですが、
郷土歴史館というのも興味深く、入館しました。
企画展と常設展のセット券を購入し、
生活に利便性と潤いをもたらしてきた
人間国宝の木工芸家・中基瑞真氏と彫金家・服部雅永氏の
港区が誇る「匠の世界」に浸りました。
このように2階から4階までが郷土博物館になっており、
常設展だけでも見応えがあるものでした。
東京湾と深くかかわり続けている港区の歴史、
江戸の城南に位置する港区の都市と文化のひろがり、
多くの人々が行き来し、暮らし続ける港区の近現代の歴史、
海外から港区に移り住んだ人々の話は特に興味深いものでした。
港区には青山霊園をはじめ、墓地が多いと思っていましたが、
神社が13%、寺が87%と寺が多いところです。
それだけ多くの人々の暮らしがあったということですね。
申込不要の冬のウエルカムイベントが
「だれでもものづくりテーブル」が開設されていました。
季節を感じる文様をモチーフに切り紙が楽しめます。
東京都港区白金台4-6-2
ゆかしの杜
2021.2.12