巌流島と言えば、この「武蔵・小次郎像」。
三尺一寸(約103cm)の太刀を持つ小次郎と、
船の櫂を削った木刀を振りかざし宙を舞う、
荒々しい武蔵の姿を捉えた2体の像です。
展望広場に建てられている「武蔵・小次郎像」ですが、
武蔵像は2003年4月、小次郎像は2002年12月に建立されたとか。
確か、決闘の場に武蔵は遅れたはずですが、
早く到着した小次郎を先に建立したのでしょうか
宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘し、
敗れた佐々木小次郎の流儀「巌流」をとって
巌流島と呼ばれるようになったのです。
世に知られている巌流島の戦いは小説の話、
諸説あるのが真相なのだと
ガイドさんも話されていました。
展望広場から見る関門海峡です。
関門海峡の中央に浮かぶ巌流島は、
まさに海上公園。
関門橋や海峡を行き交うを船を眺めながら
のんびりと過ごしたいところですが、
暑くて暑くて・・・
涼を求めたくなりました。
巌流島文学碑・決闘の地木碑
船をイメージした碑には、
画家の古舘充臣氏が描いた武蔵・小次郎の姿と、
村上元三作『佐々木小次郎』の
一節が刻まれています。
決闘が行われたという慶長17年(1612)4月13日に
タイムスリップして確認してみたくなります。
佐々木小次郎は、美青年だったといいますからね。
海峡沿いに続く散策道です。
島の面積は10万3000㎡で、東京ドーム2個分の大きさ、
そのほとんどは近代になって埋め立てられたもので、
当時の島は1万7000㎡で、細長い、
まさに舟の形をした島だったのだそうです。
無人島のの巌流島に現在住んでいるのはタヌキ。
「他を抜く」の語呂合わせから勝負事に縁起がいいとされ、
島の人気者になっているそうですが、
出会うことなく、門司港へ向かう船に乗りました。
山口県下関市
2019.8.13
明治座で7月31日~8月10日まで
横浜流星が宮本武蔵、伊藤健太郎が佐々木小次郎が演じる
「巌流島」の公演がおこなわれるようです。
一般販売は4月11日(土)~
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