‘06/10/10の朝刊記事から
北朝鮮が核実験
「地下で成功」と発表
日米、制裁決議目指す
北朝鮮は9日午前(日本時間同)、国営朝鮮中央通信などを通じ「われわれの科学研究部門は地下核実験を安全かつ成功裏に行った」と発表した。
日米両政府は確認を急いでいる。
国連安全保障理事会は日本時間同日夜から緊急の非公開協議を開催。
日米は国連憲章7章に基づく制裁決議案の早期採択を目指す。
安倍晋三首相は同日、ブッシュ米大統領との電話会談で「国際社会への重大な脅威」との認識で一致。
同大統領は同日の声明で、北朝鮮に核拡散を容認しないと強く警告した。
朝鮮半島情勢をめぐる北東アジアの安全保障体制は大きく揺らいだ。
国連憲章7章決議による制裁
国連憲章7章は「平和に対する脅威、平和の破壊または侵略行為の存在」を認めた国家などに対し、必要な暫定措置に従うよう要請するほか、経済制裁を科することなどを明記。
不十分な場合は軍事的行動を認めている。
7章に基づく安全保障理事会決議は法的拘束力を持つため、すべての国連加盟国が従わなければならず、事実上の国際条約に相当する。
北朝鮮が核実験
「地下で成功」と発表
日米、制裁決議目指す
北朝鮮は9日午前(日本時間同)、国営朝鮮中央通信などを通じ「われわれの科学研究部門は地下核実験を安全かつ成功裏に行った」と発表した。
日米両政府は確認を急いでいる。
国連安全保障理事会は日本時間同日夜から緊急の非公開協議を開催。
日米は国連憲章7章に基づく制裁決議案の早期採択を目指す。
安倍晋三首相は同日、ブッシュ米大統領との電話会談で「国際社会への重大な脅威」との認識で一致。
同大統領は同日の声明で、北朝鮮に核拡散を容認しないと強く警告した。
朝鮮半島情勢をめぐる北東アジアの安全保障体制は大きく揺らいだ。
国連憲章7章決議による制裁
国連憲章7章は「平和に対する脅威、平和の破壊または侵略行為の存在」を認めた国家などに対し、必要な暫定措置に従うよう要請するほか、経済制裁を科することなどを明記。
不十分な場合は軍事的行動を認めている。
7章に基づく安全保障理事会決議は法的拘束力を持つため、すべての国連加盟国が従わなければならず、事実上の国際条約に相当する。