備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

年金2法案 衆院通過 社保庁解体 時効撤廃

2009-09-04 21:42:07 | 政治

'07/06/01の朝刊記事から

年金2法案 衆院通過 社保庁解体 時効撤廃
自公の賛成多数


社会保険庁を廃止・解体する社保庁改革関連法案と、年金支給漏れ対策を盛り込んだ与党提出の年金時効撤廃特例法案は、1日未明の衆院本会議で、自民、公明の与党の賛成多数で可決、参院に送付された。
安倍晋三首相は両法案の成立を急ぎ、「消えた年金」問題や松岡利勝前農水相自殺の影響を払拭して参院選に向いたい考え。
これに対し野党は年金で攻勢を強め、この問題をバネに躍進した3年前の参院選の再現を目指す。

野党抵抗 未明の採決

衆院本会議は31日午後に始まったが、野党が長時間演説などで抵抗。
両方案は今国会で2度目となる延会手続きをとった上で、1日未明に採決された。
民主、共産、社民の3党は反対し、国民新党は採決前に退席した。
与党は遅くとも4日には参院本会議で両法案を審議入りさせ、今国会で成立させる方針。

ただ、会期末まで3週間余りの通常国会は、年金問題のほか、天下り規制の公務員制度改革関連法案、事務所費問題を発端にした政治資金規正法見直し問題も抱えている。

一方で首相の主要国首脳会議(ドイツ・ハイリゲンダム)出席もあり、与野党攻防激化の中、政府・与党は窮屈な国会運営を強いられそうだ。

31日の衆院本会議では、社保庁改革法案などの採決に先立ち、野党が逢沢一郎衆院議院運営委員長と桜田義孝衆院厚生労働委員長の解任決議案、柳沢伯夫厚労相の不信任決議案を相次いで提出。

民主党の長妻昭氏が「『消えた年金』問題の責任を回避しようとしている」と2時間近い演説で政府・与党批判を展開したが、いずれも与党の反対多数で否決された。


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