備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

教育再生会議2次報告

2009-09-07 22:18:18 | 政治

Kodak DC4800

'07/06/02の朝刊記事から

教育再生会議2次報告
「徳育」新設/土曜授業 年度内に指導要領改定


政府の教育再生会議(野依良治座長)は1日、首相官邸で総会を開き、第2次報告を決定し、安倍晋三首相に提出した。
第1次報告で打ち出した授業時間10%増に向け、土曜日の授業を可能とし、道徳教育「徳育」を「新たな教科」とするために2007年度中に学習指導要領を改定するなど、緊急性の高い「四つの対応」を柱とした。
学力と規範意識の向上を教育再生の柱に掲げる首相の意向を強く反映した内容となっている。

首相に提出
四つの対応は土曜日授業と徳育の新設のほか、
①メリハリのある教員給与体系を目指し、08年4月をめどに教員給与特別措置法などを改正
②大学・大学院改革の目玉として、すべての国立大に9月入学枠を設けるために07年度中に学校教育法施行規則を改正‐が盛り込まれた。

政府は第2次報告を6月中に決定する「骨太の方針」に反映させる。

土曜授業は学校週5日制を基本としつつ、教育委員会や学校の運用によって08年にも実施が可能になる。

徳育は「新たな教科」としたが、点数による成績評価は行わず、正式教科化を見送った。
また検定教科書を前提に「多様な教科書と副教材を機能に応じて使う」とした。

首相は総会で「この報告について教育現場の理解を得る努力をし、国民の理解を得て初めて、社会総がかりの教育再生ができる」と述べ、四つの対応に早急に着手するよう息吹文明文部科学相に指示した。

第2次報告のポイント
○徳育(道徳教育)を従来と異なる「新たな強化」と位置付け、多様な教科書と副教材を使う=2007年度中に学習指導要領などを改訂
○授業時間数10%増に向け土曜授業を可能にする=07年度中に学習指導要領などを改訂
○教員評価を踏まえた、めりはりのある教員給与体系を公立学校で実現=08年4月をめどに教員給与特別措置法改正
○大学・大学院の4月入学原則を弾力化=07年度中に学校教育法施行規則改正
○教育予算は効率化を徹底し、めりはりをつけて教育再生に真に必要な予算の財源を確保
○教育委員会は地域の実情に留意して保護者らが学校選択をできるようにし、児童生徒が多く集まる学校など、実績の応じて予算配分


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする