備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

080126 公安の横暴 民衆に憤り 中国

2012-06-03 21:19:26 | 中国

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’08/01/26の朝刊記事から

公安の横暴 民衆に憤り 中国・湖北省
住民との衝突撮影者を死ぬまで集団暴行
ネットで批判、社会問題化


【北京25日佐々木学】中国内陸部の湖北省天門市で今月、「城管」と呼ばれる公安要員と住民の衝突をカメラ付き携帯電話で撮影した男性が公安要員から集団暴行を受け、死亡した。一部の大衆紙やインターネットサイトが事件を伝えると、ネット上で当局を非難する怒りの声が広がり、社会問題化している。

死亡したのは中国共産党の「模範党員」に選ばれたこともある建設会社社長、魏文華さん(41)。今月7日、天門市郊外のごみ埋め立て地付近で、環境悪化に憤る住民がごみ投棄トラックを阻止したところ、公安要員が住民に襲いかかった。現場を目撃した魏さんは騒乱を撮影中、公安要員約50人から暴行を受け、搬送先の病院で死亡した。警察は容疑者24人を拘束して取り調べている。

「城管」は、無許可露天商の取り締まりなどを担当する警察の下部組織。貧しい出稼ぎ労働者への恐喝や暴行など「弱い者いじめ」が目立ち市民に憎まれている。中国の大手サイト「新浪網」には、魏さんを英雄視する書き込みや、「城管は暴力団なのか」「天門市の党書記や市長は辞任すべきだ」など事件への批判が1日8千件も寄せられている。

 
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