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 何年か前の新聞記事 070110

080219 新千歳・無許可滑走 交信 副操縦士の訓練生

2012-12-01 20:46:03 | 社会

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Kodak DC4800


’08/02/19の朝刊記事から

新千歳・無許可滑走 交信 副操縦士の訓練生
事故長、機長の判断調査


新千歳空港の滑走路で日本航空502便が16日に管制官の許可なく離陸滑走を始めたトラブルで、副操縦士の訓練生(27)が管制官と無線で交信し、管制官の指示を「すぐに離陸せよ」と聞き間違え、復唱せずに「ラジャー(了解)」と応えていたことが18日、分かった。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は、降雪による視界不良と悪条件の中で、機長が訓練生に無線交信を担当させ続けたことの妥当性を調べている模様だ。

管制官のこの指示を復唱していれば、今回のトラブルを防げた可能性は高い。

日航などによると、訓練生は操縦に必要な国家資格はすでに取得しており、B747型機の副操縦士の社内資格を取るための訓練中だった。学科や小型機訓練の「基礎訓練」と実際の定期便などによる「昇格訓練」を経て、副操縦士になる。