’08/03/15の朝刊記事から
「きぼう」保管室設置
日本初の有人施設誕生
【ヒューストン(米テキサス州)14日時事】スペースシャトル「エンデバー」に乗り込んだ土井隆雄さん(53)は14日午前3時(日本時間同日午後5時)すぎ、ロボットアームを使い、貨物室から取り出した日本実験棟「きぼう」の船内保管室を国際宇宙ステーション(ISS)に設置した。固定作業や気密性の確認も成功し、日本初の有人宇宙施設が誕生した。
船内保管室
「きぼう」の倉庫で、船内実験室から自由に行き来できる。円筒形で直径4.4メートル、高さ4.2メートル、重さ4.2トン。通信などシステム用5個、細胞培養と流体物理の実験用2個、予備品用1個のラックを搭載。