’08/05/05の朝刊記事から
ミャンマー 大型サイクロン直撃
死者350人超と報道
【バンコク4日共同】ミャンマーで最大都市ヤンゴンなど各地を2日夜から3日にかけて大型のサイクロンが直撃、国営メディアは4日夜(日本時間同深夜)、全土で少なくとも計351人が死亡したと伝えた。
負傷者も多数出ているもようで、死傷者数はさらに増加しそうだ。
同国では10日に新憲法案の是非を問う国民投票が予定されているが、被害の拡大によっては延期される可能性も出てきた。
軍事政権はヤンゴンやバゴーなど3管区と2州を被災地域に指定、テイン・セイン首相をトップとする自然災害対策委員会を設置して、救助や復旧作業に当たっている。
死者のうち200人以上がエヤワディ管区のイラワジ川下流地域に集中、アンダマン海の島でも高波などで100人以上が死亡した。
国営メディアは同管区だけで2万戸以上の住宅が倒壊したと伝えた。