'07/07/20の朝刊記事から
爆弾テロで30人が死亡
パキスタン 中国人標的
【イスラマバード19日共同】パキスタン南西部バルチスタン州のハブで19日、中国人技術者らの車列が走行中に大きな爆発があり、地元警察によると、護衛の警官7人を含む30人が死亡、35人以上が負傷した。
中国人の死傷者はいなかった。
地元テレビは、車列に別の車が近づき自爆したと伝えた。
首都イスラマバードのモスク(イスラム教礼拝所)立てこもり事件前の6月には、売春に関与したとされる中国人7人をイスラム神学生らが一時拉致。
中国はパキスタンにとり最大の友好国で、ムシャラフ大統領がモスク強行突入を決断した背景の一つとされる。
今回のテロは中国人を狙ったイスラム過激派による報復と見られる。
警察などによると、中国人らは金属工場に勤務、パキスタン最大都市の南部カラチに向かっていた。