備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

日銀 量的緩和を解除

2007-01-18 10:11:51 | お金
'06/3/10の新聞記事から

日銀 量的緩和を解除

量的緩和とは

日本の金融政策は日本銀行の金融政策決定会合で決められる。
今回の量的緩和は平成13年3月19日に開催された同会合で決定された。

日本銀行の金融政策の変更方法には
①誘導金利の変更 と
②量的変更 がある。
これまでの金融緩和は誘導金利の変更によって実施されてきた。
つまり、コールレート(金融機関が相互に短期間の資金を貸借する時の金利)の誘導目標を決定し、
それを達成できるように日本銀行が金融市場へ供給する資金の調節を行うという方法である。

今回の量的緩和は誘導金利の目標は設定せず、金融市場に供給する資金の量を増やすものである。
つまり、日本銀行は、金融市場が必要としている量を上回る資金を供給することである。

公開市場操作(中央銀行が公開市場において政府債の売買をおこなうこと。
たとえば、日本銀行が手持ちの証券を市中で売却することにより、
それに等しい額の通貨を市中から吸い上げることである。
その結果、通貨の供給が減少するために、市中金利が上昇する。)で金融市場への資金供給を増やし、
日銀当座預金(準備預金等)残高を必要額4兆円程度に対して5兆円程度にすることを目標とした。
目標残高は漸次増額され、12月19日には10~15兆円程度に引き上げられた。
日銀当座預金には利子が付かないため、積み上がった資金が貸出し、債券、株式、外国証券に向かうことを狙っている。
これまでは無担保コール翌日物金利が操作目標であった。
量的緩和により無担保コール翌日物金利の変動は市場にゆだねられるが、ほぼゼロに張り付いている。
実質的には、ゼロ金利政策の復活といえよう。
日銀は、消費者物価(全国(生鮮食品を除く))の前年比上昇率が安定的に0%以上となるまで継続する方針。

引用:
http://www.tokyoin.com/topics/ryotekikannwa.htm
http://learning.xrea.jp/%CE%CC%C5%AA%B4%CB%CF%C2.html

 なのだそうだ。




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