
'07/03/31の朝刊記事から
イージス艦情報も
海自2曹持ち出し「特別秘密」か
海上自衛隊第一護衛隊軍(神奈川県横須賀市)の護衛艦「しらね」乗組員の男性二等海曹(33)が、護衛官の秘密情報を隠し持っていた問題で、情報の中に、イージス艦に関するものが含まれていることが30日、神奈川県警の調べで分かった。
日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法は、米国から供与された防衛装備の性能などに関するものなど秘匿度が高い情報は「特別防衛秘密」と規定。
県警はイージス艦に関する情報がこの特別防衛秘密に該当する可能性もあると見ている。
また、二曹は職務上、イージス艦に関する情報には接触できないことから、県警は別の隊員が情報を持ち出し、二曹に渡したとみて、入手経路などを調べている。
今年1月、県警が入管難民法違反容疑で二曹の妻=中国籍=を逮捕し、二曹の自宅を家宅捜索した際に、護衛艦のレーダーのデータや通信関係の周波数などを記録したフロッピーディスク(FD)などとともに押収した。