‘06/03/29の新聞記事から
青森・六ヶ所村 核燃再処理受け入れ
安全協定きょう締結 月内にも試運転
青森県の三村申吾知事は28日、同県六ヶ所村の使用済み核燃料再処理工場の試運転(アクティブ試験)について「総合判断の結果、締結は適当との判断に至った」と述べ、六ヶ所村と事業者の日本原燃との間で、試運転の前提となる安全協定を結ぶことを明らかにした。
三村知事は原燃の勝俣恒久会長(東京電力社長)に協定案を手渡した。
29日に協定締結後、原燃は三月末にも試運転を始める見通し。
試運転は使用済み核燃料からプルトニウムとウランを抽出する実質上の運転開始となる。
プルトニウム・ウラン混合物(MOX)燃料に加工し原発で燃やすプルサーマル計画で、地元が同意し実施のめどが立っているのは玄海原発3号機(佐賀県)だけ。
国の核燃料サイクル政策は、明確な見通しが立たない中、大きな一歩を踏み出す。
三村知事は同日の記者会見で「エネルギーの安定供給は暮らしの安全、安心につながるが、(石油などの)化石燃料を使わないような仕組みをいかに作るかが重要」と強調。
「再処理工場はわが国のエネルギー政策に大きく貢献すると考える」と述べた。
青森・六ヶ所村 核燃再処理受け入れ
安全協定きょう締結 月内にも試運転
青森県の三村申吾知事は28日、同県六ヶ所村の使用済み核燃料再処理工場の試運転(アクティブ試験)について「総合判断の結果、締結は適当との判断に至った」と述べ、六ヶ所村と事業者の日本原燃との間で、試運転の前提となる安全協定を結ぶことを明らかにした。
三村知事は原燃の勝俣恒久会長(東京電力社長)に協定案を手渡した。
29日に協定締結後、原燃は三月末にも試運転を始める見通し。
試運転は使用済み核燃料からプルトニウムとウランを抽出する実質上の運転開始となる。
プルトニウム・ウラン混合物(MOX)燃料に加工し原発で燃やすプルサーマル計画で、地元が同意し実施のめどが立っているのは玄海原発3号機(佐賀県)だけ。
国の核燃料サイクル政策は、明確な見通しが立たない中、大きな一歩を踏み出す。
三村知事は同日の記者会見で「エネルギーの安定供給は暮らしの安全、安心につながるが、(石油などの)化石燃料を使わないような仕組みをいかに作るかが重要」と強調。
「再処理工場はわが国のエネルギー政策に大きく貢献すると考える」と述べた。