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 何年か前の新聞記事 070110 など

080827 アフガン拉致 タリバン系犯行か

2018-06-09 13:40:25 | 海外
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'08/08/27の朝刊記事から

アフガン拉致 タリバン系犯行か
武装4人組 一時解放情報


【ジャララバード(アフガニスタン東部) 26日共同】アフガニスタンで日本の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」(本部・福岡市)ボランティアの伊藤和也さん(31)が拉致された事件で、地元警察当局者は26日、拉致犯は自動小銃を持った4人組で、反政府武装勢力タリバンの影響下にある地元組織メンバーだと明らかにした。

タリバン報道官も共同通信に対し犯行を認めた。



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アフガン当局から在アフガン日本大使館に伊藤さん解放との連絡もあったが、当局は間もなく訂正。

タリバンの犯行とは確認していないとの連絡があるなど情報が錯綜、大使館などが安否の確認を急いでいる。

地元警察当局者は同日、日没のため伊藤さんの捜索を一時中断すると述べた。

日本外務省によると、情報収集のため日本大使館員が27日に拉致現場近くの東部ジャララバードに入る。

現地から福岡市の同会事務局に入った連絡によると、現場近くのアフガン東部ダラエ・ヌール渓谷のブディアライ村の東側で、伊藤さんを拉致したグループを村人が包囲、部族の有力者も入って解放を要求したという。

地元警察は伊藤さんの捜索中に山中で武装勢力と撃ち合いになり、一緒に拉致されたアフガン人運転手はこの際に逃走、保護された。

しかし伊藤さんは連れ回されて疲れ切っており自力で逃げ出せなかったという。

運転手にけがはなかった。

ペシャワール会事務局によると、4人組は反政府組織ではなく、伊藤さんらは村人同士の争いに巻き込まれたとみられるという。

農業指導などの作業中に住民とトラブルになったとの情報もある。



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ぺシャワール会
パキスタンやアフガニスタンで病院や診療所を運営して医療活動などを続けている福岡市の非政府組織(NGO)。
1984年から治療や医療教育のほか、水源確保事業なども実施。
現地代表を務める中村哲医師が「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞を受賞するなど国際的にも評価が高い。
治安悪化に伴って活動の断念や縮小を迫られるNGOもある中、現地常駐体制を維持していた。(共同)




撮影機材
Kodak DC4800


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