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'07/06/20の朝刊記事から
帝王切開の妊婦輸血拒否し死亡 「エホバ」信者
大阪府高槻市の大阪医科大病院で5月初旬、妊婦が帝王切開の手術中に出血し、信仰上の理由で輸血を拒否し死亡したことが19日、分かった。
女性は宗教団体「エホバの証人」の信者だった。
同病院によると、女性とは事前に、輸血をしないとの同意書を交わしていた。
女性は妊娠42週で帝王切開手術で子どもを出産後に大量出血。
病院は止血措置だけで輸血はせず、女性は数日後に死亡した。
エホバの証人の信者をめぐっては、手術中に無断で輸血したことの違法性を争った訴訟で、病院や医師の人格権侵害を認め損害賠償を命じた最高裁判決がある。