’07/11/12の朝刊記事から
会社会長と長男死亡
未明に口論 庭に日本刀 徳島
11日午前7時15分ごろ、徳島県小松島市中郷町桜馬場、平山建設会長平山晃千(てるゆき)さん(60)の妻(57)から「夫と長男が亡くなっている」と小松島署に通報があった。
捜査員が、庭で晃千さん、2階自室ベッドで同社社員で長男の徹さん(32)が血まみれで死亡しているのを確認した。
晃千さんの近くにさやに入った日本刀(長さ約1メートル)が落ちていた。
2人は未明に口論していたといい、外部から侵入した形跡が見つかっていないことから、小松島署は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べている。
調べでは、2人の首や胸、腹に数カ所の刺し傷があった。
晃千さんは手のひらに切り傷があり、徹さんは腕に刃物による攻撃を防御した時にできたとみられる浅い切り傷のほか、背中にも切り傷があった。
小松島署は12日に司法解剖して詳しい死因を調べる。
地元の名士に何が
緑の芝生が敷き詰められた庭に父親と日本刀、灰色の瓦屋根の2階に長男。
徳島県小松島市の民家で11日朝、血まみれの2人の遺体が見つかった。
父親の平山晃千さんは県建設業協会会長も務める地元の名士。
「親子に何が・・・」。
関係者や住民は驚きと困惑を隠せなかった。