比レイテ島 地滑り

06/2/18の新聞記事から

比レイテ島
地滑り　死者2000人超か
豪雨　小学校のむ　村壊滅

【マニラ17日共同】
フィリピン中部の南レイテ州（レイテ島）セントバーナード付近で17日午前9時（日本時間同10時）ごろ、豪雨で大規模な地滑りが発生、住宅や小学校など多数が土砂に埋まり、一つの村全体がほぼ壊滅状態になった。
レリアス州知事は民放テレビ局ABS-CBNに23人の遺体を収容したと発言。
国防省当局者は二千数百人が死亡したとみられるとしており、犠牲者はさらに増える見通し。

レイテ島周辺やミンダナオ島では二週間ほど雨が降り続いており、降水量は計五百ミリに達し、二月の月間平均降水量の百ミリを大幅に超えていた。
現場一帯も地盤が緩んでいたと見られる。
また、現場は木材の違法伐採が行われている地域で、レリアス知事は違法伐採が地滑りにつながった可能性もあると指摘した。

レイテ島は災害に見舞われることが多く、1991年にも地滑りで約七千人が死亡。
2004年11－12月に北部ルソン島を襲った豪雨では、計約1800人が死亡したり行方不明となった。
という。