'07/05/26の朝刊記事から
農用地事業請け負い 14社 松岡農水相に献金
緑資源発注 3年で1300万円
独立行政法人「緑資源機構」の官製談合事件で、機構が発注した「特定中山間保全整備事業」の建設工事を請け負った熊本県内の14業者が、2005年分までの3年間に松岡利勝農水相の資金管理団体などに計約1300万円を献金していたことが25日、入札調書と政治資金収支報告書から分かった。
松岡農水相側は、林道整備をめぐる談合事件で摘発された公益法人やコンサルタント業者らから計約850万円の献金を受け取っていたことが分かっており、松岡農水相と受注業者との結び付きがあらためて浮き彫りとなった。
熊本、島根両県のの中山間事業でも官製談合の疑いが浮上、東京地検特捜部が関係先を家宅捜索している。
献金を受けていたのは資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」と、松岡農水相が代表を務める「自民党熊本県第3選挙区支部」。