‘06/09/24の朝刊記事から
野菜助成を重点配分
農水省「安定経営」産地へ 来年度から
農水省は23日、キャベツやトマトなど野菜産地への助成金の支給基準を見直し、経営効率化に取り組む産地に2007年度から重点配分する方針を明らかにした。
市場価格下落の際、農家に一律に支給してきた助成金を、長期の安定経営が見込める農家の割合の高い産地に重点配分する。
国内の野菜農家は後継者不足で高齢化が進み、安価な輸入農産物の攻勢を受けている。
新対策で生産者の若返りを促し農家の競争力強化を図る。
コメや麦などでは、中核農家に支援を集中する経営所得安定対策が07年度から始まる。
野菜でも「ばらまき型」を転換し、競争力のある担い手育成の政策が鮮明になる。
野菜の価格安定制度
全国的に流通し、消費量が多いキャベツなど14品目の「指定野菜」の生産者に対し、市場価格が大幅に下落した場合に所得を補填する制度。
一定期間の平均販売価格が天候不順の影響などで「保証基準額」を下回ると、産地に差額を支給する。
2007年度からの新対策では、産地間で補填率に格差を設ける。
資金は国、都道府県や出荷団体が支出する。
14品目はキャベツのほかにキュウリ、大根、サトイモ、トマト、ナス、ニンジン、ネギ、ハクサイ、ピーマン、レタス、タマネギ、ジャガイモ、ホウレンソウ。
野菜助成を重点配分
農水省「安定経営」産地へ 来年度から
農水省は23日、キャベツやトマトなど野菜産地への助成金の支給基準を見直し、経営効率化に取り組む産地に2007年度から重点配分する方針を明らかにした。
市場価格下落の際、農家に一律に支給してきた助成金を、長期の安定経営が見込める農家の割合の高い産地に重点配分する。
国内の野菜農家は後継者不足で高齢化が進み、安価な輸入農産物の攻勢を受けている。
新対策で生産者の若返りを促し農家の競争力強化を図る。
コメや麦などでは、中核農家に支援を集中する経営所得安定対策が07年度から始まる。
野菜でも「ばらまき型」を転換し、競争力のある担い手育成の政策が鮮明になる。
野菜の価格安定制度
全国的に流通し、消費量が多いキャベツなど14品目の「指定野菜」の生産者に対し、市場価格が大幅に下落した場合に所得を補填する制度。
一定期間の平均販売価格が天候不順の影響などで「保証基準額」を下回ると、産地に差額を支給する。
2007年度からの新対策では、産地間で補填率に格差を設ける。
資金は国、都道府県や出荷団体が支出する。
14品目はキャベツのほかにキュウリ、大根、サトイモ、トマト、ナス、ニンジン、ネギ、ハクサイ、ピーマン、レタス、タマネギ、ジャガイモ、ホウレンソウ。