竹田城の登城を終え、料金所まで戻ってきました。
これより山を下り、JR竹田駅へ。
約15分で登山道ゲートまで到達。
最後の坂道もなかなかに急なので、油断なく下りていき・・・
無事にふもとの城下町までたどり着くことができました。
夜明け前に来たときはわかりませんでしたが、路傍の水路ではコイたちが悠然と泳ぎまわっていたんですね。
竹田の城下町、竹田寺町通りを後にして・・・
竹田駅に戻ってきました。
夜明け前はよく見えませんでしたが、こちらも城下町の雰囲気にあった風情ある駅舎ですね。
駅の中にも、100名城スタンプが設置されていました。
夜明け前に着いたときには、ここを見落としていたようです。
竹田駅からは、手荷物を預けてある和田山駅まで戻ります。
わずか1駅の
8時18分、播但線の朱色の車両・キハ40形2046番がやって来ました。
竹田の城下町を潤す円山川に沿って、朱色の列車は進みます。
やがて川が遠ざかり、
代わって山陰本線の線路が合流してくると、終点まではあとわずかです。
わずか6分の播但線の旅の末、
和田山駅に到着しました。
待合室前にあるコインロッカーで、手荷物を回収し、次なる地へ向かいます。
次なる地・・・・・・当初の計画では、兵庫県北部にある
出石の城下町に出石城があり、その背後にある有子山の頂上に有子山城があります。
室町時代後期に有子山城が築城され、時代が経過して安土桃山時代に城の機能をふもとに下ろした出石城が築かれた関係で、この2城はセットで扱われることが多いようです。
続100名城の選定でも、「出石城・有子山城」が162番となっています。
そうなれば、出石城だけ行って、スタンプをゲットしておしまい!というわけにはまいりません。
当然ながら、有子山城にも登城してはじめて162番は完結というべきでしょう。
しかしここで重大な問題が発生していました。
兵庫県北部、大雨警報発令。
山登りには大敵の雨、それも大雨が降るというのです。
これによって、当初の計画は修正を余儀なくされました。
たとえ大雨だとしても、出石城には行こう。
出石城は平城だから、雨でも行けないことはないだろう。
有子山城は・・・残念だが、登城は断念せざるを得まい。
有子山城の登城時間を穴埋めできる、ほかの城が近くにないだろうか・・・・・・?
ここだ!
和田山から山陰本線一本で行ける、福知山城。
本日のお宿がある鳥取からは逆方向になってしまいますが、福知山城も平城だし、駅から離れていないので、登城時間もそれほどかからないはずです。
今度の電車は、8時54分発 山陰本線 普通電車 福知山行きと決まったところで、待ち時間を利用して駅周辺をぶらりとしましょうか。
山陰本線の線路の向こうにある建物は、旧和田山駅機関庫だそうです。
明治45年(1912年)に機関庫として建造され、その後車両整備工場に転用され、平成3年(1991年)まで現役だったそうです。
現在は屋根がなくなってしまい、ただ朽ち果てるのを待つ廃墟のようですね。
1・2番ホームからの機関庫。
長期間風雨に晒されながらも、煉瓦造りの機関庫は健在のようですね。
屋根の部分を見てしまうと、かなり残念なのですが・・・。
8時54分、福知山行きの電車がやってきました。
山陰本線は山川を縫うように進み、
9時41分、定刻どおり福知山駅に到着しました。
【今回の乗車記録】
JR西日本 竹田駅 2番のりば 8時18分発
[J]播但線 普通 和田山行き 1両ワンマン
和田山駅 5番のりば 8時24分着
和田山駅 1番のりば 8時54分発
[E]山陰本線 普通 福知山行き 2両ワンマン
福知山駅 5番のりば 9時41分着
*所要時間 1時間22分 (移動時間 52分 待ち時間 30分)
*移動距離 36.3km
*運賃 秋の乗り放題パス使用(使用しない場合、680円)
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