鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

朝駈けの予讃線

2015-11-06 | 鉄道の旅


2 0 1 5 年 3 月 2 1 日 ( 土 )

午 前 4 時 0 0 分

香 川 県 高 松 市

高 松 フ ァ ー ス ト イ ン



ここをぉキャンプ地とぉ~する!!



3泊する高松ファーストインで、この日は前日よりもさらに早い午前4時に起床しました。

このホテルは、スーパー銭湯+カプセルホテル+シングルルームといった構成で、朝風呂も自由に入れました。
そして朝食込みで一泊4,000円強ということで、宿屋に金をかけない私の旅にマッチするものでした。

しかし朝食は午前6時から・・・ということもあり、私は何も食べないままホテルを出ることになりました。



この日の目的地は、愛媛県の県庁所在地・松山と愛媛県第二の都市・今治。
予定では、この日に松山城湯築城今治城を登城することと決めていました。


ホテルから徒歩で約10分、高松駅に到着。



"SHIKOKU SMILE STATION"こと高松駅の駅舎は、この日も不気味に微笑んでいました。


高松駅の改札。



フルカラーLEDの発車標がズラリと並んでいます。
朝早いということもあり、駅のうどん屋さんは開いていません。





この日乗車するのは、高松駅4時53分発・予讃線・普通列車松山行きです。
列車は2両編成で、このまま松山まで乗り換えなしで進みます。

駅の中では特に何もすることはないので、そそくさと乗車。




午 前 4 時 5 3 分

松 山 行 き 列 車 出 発


電車は定刻どおり高松駅を出ました。
外はまだ暗く、車窓を楽しむことはできません。

私はこのまま車内でまどろみ、列車は西へと向かいます。



5時23分、宇多津駅着。



この駅で予讃線と瀬戸大橋線が分岐します。
ですが高松からの瀬戸大橋線の電車は、宇多津駅に立ち寄らずにそのまま瀬戸大橋に向かいます。
JRの取扱いでは、宇多津駅の構内に瀬戸大橋線の分岐があるものとされているため、停車はしなくとも宇多津駅を経由することになっているのです。


電車は丸亀、讃岐塩屋を通り、土讃線の分岐駅・多度津駅へ。



5時32分到着。
ここで車両2両が増結され、4両編成になります。
停車時間は25分と長いので、出発時刻まで電車から出てみました。

駅の外に出る前に・・・トイレを済ませます。
この電車、車両にトイレがありません。
ですので所用は、こういった停車時間に済ませておく必要があります。



どこにでもありそうな普通の駅舎です。



駅前ロータリーには「少林寺拳法発祥のまち」のモニュメントが立っていました。
実際に少林寺という寺院が、多度津町にあるようです。



駅スタンプの絵柄は少林寺ではなく、「四国鉄道発祥地の駅」でした。

発車時刻が近づき、私は電車に戻りました。


6時23分、多度津から7駅の観音寺駅に到着。
ここで増結した2両を切り離します。


6時35分、香川最西端の駅・箕浦駅に到着。





そばを国道11号が通るだけの寂しい駅です。
JRの統計によると、1日平均乗車人員も20人前後。
ですが、ここでも特急通過待ちのためか、8分停車します。



電車を下りて、外に出てみました。
貨車を使ったであろう駅舎がなんかいい感じ。

少しだけ国道を歩きましたが、近くにうどん屋さんがありました。
朝食抜きでここまで来て、そろそろ何かおなかに入れたいところ・・・ですが、停車時間が短いし、そもそも開店などしてはおるまい。

6時43分、電車は発車。

気になって、箕浦駅そばのうどん屋さんを調べると・・・
某口コミサイトで★4つの高評価を得ている「西端手打 上戸」という名店であることが判明。
https://twitter.com/joto_udon
さらにその日は、朝6時から開店していたこともわかり、激しく後悔することに。
乗り遅れの危険を冒してでも食いに行けばよかったのか・・・?




午 前 6 時 5 3 分

愛 媛 県 四 国 中 央 市




ついに愛媛県に入りました。
愛媛県に入って2つ目の駅、伊予三島駅です。
ここでは17分停車。



またまた外に出てみました。
・・・とはいっても特に時間をつぶせるものはないので、すぐに戻りました。


伊予三島駅のキオスクで、こんなものを買ってみました。
電車が発車してから賞味します。



鯛ちくわ! うまい。



うどんキャラメル!・・・イマイチ。
うむむ・・・かつて口にしたジンギスカンキャラメルに並ぶか?

しかし即座にマズイ!と断ずるのはいけない。
もう1個食べてみると・・・

うどんキャラメル!・・・うまいかな??

もう1個。

うどんキャラメル!・・・うまくねぇか?

だんだんとクセになってくる味。
うどんで使うダシが、徐々に口に合ってきて、よく考えたらうまいかも。
不思議な不思議なキャラメルです。

そういえばパッケージのキャラが、うどん県大使を務めた要潤氏に似ているような気がします。


電車は製紙のまち・四国中央市を順調に進みます。



知る人ぞ知る"GOON"の商標。
四国中央市に君臨する大王製紙の工場です。



別子銅山はこのあたりでしょうか?


7時24分、関川駅に到着。



ここでは6分停車します。



改札機も券売機もない、入口とホームだけの簡素な駅です。
何もないのが、またすばらしい・・・?


7時53分、伊予西条駅に到着。



ここでは8分停車。



「水の都西條」のモニュメントが、2番・3番ホームにあります。
このモニュメントは「うちぬき」という自噴の井戸になっていて、ここの水は飲めるそうです。
・・・が、おなかの弱い私は、水に当たることを恐れ、ここの水は飲みませんでした。


伊予桜井駅を通過。



今治市に入りました。



遠くに見える天守は、当日訪れる今治城
その最寄駅である今治駅でも、7分停車。

このあたりになると、乗客が多くなり、お立ちの方も出てきます。
私は席を譲る気などさらさらないので、下車しての撮影はやめておきました。


今治駅の次の駅、波止浜駅



このあたりから、予讃線は瀬戸内海のそばを通っていきます。



そのうち、海から離れていきます。





愛媛といえば、やはりみかん。
みかんといえば、愛媛。
生産量日本一は和歌山になってしまいましたが、みかんといえばやはり愛媛のイメージが強いのは私だけでしょうか。



そして電車は、ようやく目的地・松山へ。




午 前 9 時 5 3 分

松 山 駅 に 到 着




高松からの乗車時間は300分!!
愛媛県だけでも約3時間という長丁場、松山に着いただけでなんかひと安心してしまうほどでした。

車内で軽いものを口にしただけですので、ここで本格的に食事をします。





かけそば&じゃこ天!・・・うまい!!
じゃこ天は舌触りにじゃこの面影が感じられました。やや単調な味でしたが、おいしかったです。
そしてうどんは相変わらずうまいです。
さすがはうどん県の隣県とあって、駅であってもうまいうどんが食べられます。


食事の後は、駅ナカをちょいと拝見。



「日本最古の温泉のある駅 予讃線・松山駅」
道後温泉本館【国指定重要文化財】を絵柄とする、まじめなスタンプです。

そして松山から今治への電車の時刻を確認。
13時34分の伊予西条行きがありそうなので、松山の滞在時間は3時間半のみとなりそうです。




駅の外に出ました。
駅舎は昭和の雰囲気漂う古くさいなんともレトロな感じです。



いよいよ松山の街へ繰り出します。



【今回の乗車記録】

JR高松駅(Y00)4番のりば 4時53分発
[Y]予讃線 普通 松山(Y55)行き 2両
1番のりば 9時53分着
【移動距離】194.4km  【運賃】18きっぷ使用(不使用の場合は3,510円)






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