ここをぉキャンプ地とぉ~する!!
3泊する高松ファーストインで、この日は前日よりもさらに早い午前4時に起床しました。
このホテルは、スーパー銭湯+カプセルホテル+シングルルームといった構成で、朝風呂も自由に入れました。
そして朝食込みで一泊4,000円強ということで、宿屋に金をかけない私の旅にマッチするものでした。
しかし朝食は午前6時から・・・ということもあり、私は何も食べないままホテルを出ることになりました。
この日の目的地は、愛媛県の県庁所在地・松山と愛媛県第二の都市・今治。
予定では、この日に松山城、湯築城と今治城を登城することと決めていました。
ホテルから徒歩で約10分、高松駅に到着。
"SHIKOKU SMILE STATION"こと高松駅の駅舎は、この日も不気味に微笑んでいました。
高松駅の改札。
フルカラーLEDの発車標がズラリと並んでいます。
朝早いということもあり、駅のうどん屋さんは開いていません。
この日乗車するのは、高松駅4時53分発・予讃線・普通列車松山行きです。
列車は2両編成で、このまま松山まで乗り換えなしで進みます。
駅の中では特に何もすることはないので、そそくさと乗車。
電車は定刻どおり高松駅を出ました。
外はまだ暗く、車窓を楽しむことはできません。
私はこのまま車内でまどろみ、列車は西へと向かいます。
5時23分、宇多津駅着。
この駅で予讃線と瀬戸大橋線が分岐します。
ですが高松からの瀬戸大橋線の電車は、宇多津駅に立ち寄らずにそのまま瀬戸大橋に向かいます。
JRの取扱いでは、宇多津駅の構内に瀬戸大橋線の分岐があるものとされているため、停車はしなくとも宇多津駅を経由することになっているのです。
電車は丸亀、讃岐塩屋を通り、土讃線の分岐駅・多度津駅へ。
5時32分到着。
ここで車両2両が増結され、4両編成になります。
停車時間は25分と長いので、出発時刻まで電車から出てみました。
駅の外に出る前に・・・トイレを済ませます。
この電車、車両にトイレがありません。
ですので所用は、こういった停車時間に済ませておく必要があります。
どこにでもありそうな普通の駅舎です。
駅前ロータリーには「少林寺拳法発祥のまち」のモニュメントが立っていました。
実際に少林寺という寺院が、多度津町にあるようです。
駅スタンプの絵柄は少林寺ではなく、「四国鉄道発祥地の駅」でした。
発車時刻が近づき、私は電車に戻りました。
6時23分、多度津から7駅の観音寺駅に到着。
ここで増結した2両を切り離します。
6時35分、香川最西端の駅・箕浦駅に到着。
そばを国道11号が通るだけの寂しい駅です。
JRの統計によると、1日平均乗車人員も20人前後。
ですが、ここでも特急通過待ちのためか、8分停車します。
電車を下りて、外に出てみました。
貨車を使ったであろう駅舎がなんかいい感じ。
少しだけ国道を歩きましたが、近くにうどん屋さんがありました。
朝食抜きでここまで来て、そろそろ何かおなかに入れたいところ・・・ですが、停車時間が短いし、そもそも開店などしてはおるまい。
6時43分、電車は発車。
気になって、箕浦駅そばのうどん屋さんを調べると・・・
某口コミサイトで★4つの高評価を得ている「西端手打 上戸」という名店であることが判明。
https://twitter.com/joto_udon
さらにその日は、朝6時から開店していたこともわかり、激しく後悔することに。
乗り遅れの危険を冒してでも食いに行けばよかったのか・・・?
ついに愛媛県に入りました。
愛媛県に入って2つ目の駅、伊予三島駅です。
ここでは17分停車。
またまた外に出てみました。
・・・とはいっても特に時間をつぶせるものはないので、すぐに戻りました。
伊予三島駅のキオスクで、こんなものを買ってみました。
電車が発車してから賞味します。
鯛ちくわ! うまい。
うどんキャラメル!・・・イマイチ。
うむむ・・・かつて口にしたジンギスカンキャラメルに並ぶか?
しかし即座にマズイ!と断ずるのはいけない。
もう1個食べてみると・・・
うどんキャラメル!・・・うまいかな??
もう1個。
うどんキャラメル!・・・うまくねぇか?
だんだんとクセになってくる味。
うどんで使うダシが、徐々に口に合ってきて、よく考えたらうまいかも。
不思議な不思議なキャラメルです。
そういえばパッケージのキャラが、うどん県大使を務めた要潤氏に似ているような気がします。
電車は製紙のまち・四国中央市を順調に進みます。
知る人ぞ知る"GOON"の商標。
四国中央市に君臨する大王製紙の工場です。
別子銅山はこのあたりでしょうか?
7時24分、関川駅に到着。
ここでは6分停車します。
改札機も券売機もない、入口とホームだけの簡素な駅です。
何もないのが、またすばらしい・・・?
7時53分、伊予西条駅に到着。
ここでは8分停車。
「水の都西條」のモニュメントが、2番・3番ホームにあります。
このモニュメントは「うちぬき」という自噴の井戸になっていて、ここの水は飲めるそうです。
・・・が、おなかの弱い私は、水に当たることを恐れ、ここの水は飲みませんでした。
伊予桜井駅を通過。
今治市に入りました。
遠くに見える天守は、当日訪れる今治城。
その最寄駅である今治駅でも、7分停車。
このあたりになると、乗客が多くなり、お立ちの方も出てきます。
私は席を譲る気などさらさらないので、下車しての撮影はやめておきました。
今治駅の次の駅、波止浜駅。
このあたりから、予讃線は瀬戸内海のそばを通っていきます。
そのうち、海から離れていきます。
愛媛といえば、やはりみかん。
みかんといえば、愛媛。
生産量日本一は和歌山になってしまいましたが、みかんといえばやはり愛媛のイメージが強いのは私だけでしょうか。
そして電車は、ようやく目的地・松山へ。
高松からの乗車時間は300分!!
愛媛県だけでも約3時間という長丁場、松山に着いただけでなんかひと安心してしまうほどでした。
車内で軽いものを口にしただけですので、ここで本格的に食事をします。
かけそば&じゃこ天!・・・うまい!!
じゃこ天は舌触りにじゃこの面影が感じられました。やや単調な味でしたが、おいしかったです。
そしてうどんは相変わらずうまいです。
さすがはうどん県の隣県とあって、駅であってもうまいうどんが食べられます。
食事の後は、駅ナカをちょいと拝見。
「日本最古の温泉のある駅 予讃線・松山駅」
道後温泉本館【国指定重要文化財】を絵柄とする、まじめなスタンプです。
そして松山から今治への電車の時刻を確認。
13時34分の伊予西条行きがありそうなので、松山の滞在時間は3時間半のみとなりそうです。
駅の外に出ました。
駅舎は昭和の雰囲気漂う
いよいよ松山の街へ繰り出します。
【今回の乗車記録】
JR高松駅(Y00)4番のりば 4時53分発
[Y]予讃線 普通 松山(Y55)行き 2両
1番のりば 9時53分着
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