選挙公示前であるが、既に舌戦は大いに盛り上がっている。
K首相の論点がシンプルなだけに、対抗勢力の論点の曖昧さ、詭弁さが却って浮き彫りになるように感じる。
典型的なのは「郵政改革以外は白紙委任でいいのか?郵政以外にもっと大事な問題が山積しているはず。」という論法だ。
オヤジにしてみれば、今までの選挙こそ何も判断基準が無く、曖昧な観念論のぶつかり合いで、実質は全てが白紙委任みたいなものだったではないかと思う。とりあえず選挙の時は甘いことを言って、選挙が終われば次までの間は何やってもOKみたいな狡ささえ感じていた。
どちらにしろ、有権者が選挙期間で全ての国政の課題の是非など検討できない。郵政民営化がYESかNOかにより、基本的な「改革」の性格、方向性、その他の課題への対処の在り方については推測可能だし、何しろ最低限「郵政民営化」については結果の白黒がハッキリし、仕事をしたかどうか、公約を守ったかどうかが明確に有権者にも判断できるのだ。
結局、こういった論法を持ち出すことは、「郵政民営化」反対だがそれ自体を声高に言わずに、争点をそこから逸らそうという意図が見え透くだけのこと。
ちなみに、午前中の某民放での某ベテラン政治屋と今回出馬するIT社長の議論がケッサク。政治屋さんは「おじいちゃん、おばあちゃんをいじめることが改革なのか?」とか、「民営企業では、料金が上がる。」と言うが、これには反論どころかもう笑うしかない。議論のプロのはずのベテラン国会議員がこういった観念論でしか議論できないとしたら、国政はホントお寒い限りだ。
今度の選挙はまさにこういったことを変えるチャンス。

K首相の論点がシンプルなだけに、対抗勢力の論点の曖昧さ、詭弁さが却って浮き彫りになるように感じる。
典型的なのは「郵政改革以外は白紙委任でいいのか?郵政以外にもっと大事な問題が山積しているはず。」という論法だ。
オヤジにしてみれば、今までの選挙こそ何も判断基準が無く、曖昧な観念論のぶつかり合いで、実質は全てが白紙委任みたいなものだったではないかと思う。とりあえず選挙の時は甘いことを言って、選挙が終われば次までの間は何やってもOKみたいな狡ささえ感じていた。
どちらにしろ、有権者が選挙期間で全ての国政の課題の是非など検討できない。郵政民営化がYESかNOかにより、基本的な「改革」の性格、方向性、その他の課題への対処の在り方については推測可能だし、何しろ最低限「郵政民営化」については結果の白黒がハッキリし、仕事をしたかどうか、公約を守ったかどうかが明確に有権者にも判断できるのだ。
結局、こういった論法を持ち出すことは、「郵政民営化」反対だがそれ自体を声高に言わずに、争点をそこから逸らそうという意図が見え透くだけのこと。
ちなみに、午前中の某民放での某ベテラン政治屋と今回出馬するIT社長の議論がケッサク。政治屋さんは「おじいちゃん、おばあちゃんをいじめることが改革なのか?」とか、「民営企業では、料金が上がる。」と言うが、これには反論どころかもう笑うしかない。議論のプロのはずのベテラン国会議員がこういった観念論でしか議論できないとしたら、国政はホントお寒い限りだ。
今度の選挙はまさにこういったことを変えるチャンス。
