ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

実は高野連が会社の近くにあります。

2005年08月23日 | 時事
これで優勝取り消し、優勝旗返還となろうとも、57年振りの偉業の価値が無くなるとは思えない。まさに必死に戦う選手にそんなことは関係ない。

オヤジは事実を隠す学校や子供のクラブ活動での出来事にしゃしゃり出る親に問題があると思う。それは高知の件も同様だ。
どちらもレギュラー以外の不真面目な行動が発端になっていることが事実とすれば、現場のマネジメントのやり方にも課題があるだろうし、そんな弛んだ奴らに体罰を与えるのは運動部の定石だと、文化部志向のオヤジは認識していた。

しかし、実際に地域を勝ち抜いてきた球児を前に、甲子園留学を平気で非難する大臣の無神経さも五十歩百歩。教育の観点を強調しつつ、4000校を超える参加校の壮大な勝ち抜き戦など、まさに主催のA新聞の主義主張とは矛盾する弱肉強食、「勝てば官軍」式大会方式もまた五十歩百歩。
そして高野連の唱える野球を通じた教育は、ひたすら事勿れ、連帯責任主義。

今回、本当に全国の頂点に立った学校の不祥事を罰するなら、大会自体をやり直すくらいの気概で臨んでほしいものだ。
その高校のみ処分して、準優勝校を繰り上げ優勝にしても、高野連お得意の教育的見地からは何のメリットがあるというのだろうか?試合自体に不正があったわけではないのだ。そこがオリンピックのドーピングやプロスポーツの八百長疑惑とは根本的に異なる。
高知の代表もそうだった、そして京都代表もきっとこう感じるに違いない。「でも、真剣な試合で負けたのは確か。」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする