前にも吠えましたがロシアは北方領土を返還しようなどと全く考えていないと思います。
最大限譲歩しても、日ソ共同宣言にかこつけて2島返還で打ち止めにしようというハラです。
それですら、恐らく余程のことが無い限り返すつもりは無いでしょう。
日本が実力行使に出るはずも無いし、出来るわけも無いと踏んでいるからです。
日本の政治屋もほとんどの人はどうでもいいと思っているに違いありません。
誰も行ったこともないし、縁や所縁のある政治屋がどれだけいるんだか・・・。
戦争をしろということではありません。
駆け引きをして、強く出るべきところは強く出る交渉を本気でする気があるのかが疑われています。
こんな舐めたマネをされて怒らないとすれば、ますます舐められるだけです。
小沢さん、偉そうに国民のためと言うなら、この際率先して取り組んでみたらどうですか???
ここでも真っ先に逃げ出しますかね。。。
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<メドベージェフ首相、国後島へ到着 「ロシアの領土にとって重要な一部」>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2012年7月3日
【モスクワ=佐々木正明】ロシア極東を訪問中のメドベージェフ露首相は3日、北方領土の国後島に入った。タス通信によると、ゴロデツ副首相、イシャエフ極東発展担当相ら5月に発足したプーチン政権の新閣僚が同行している。日本政府はこれまで露側の政府要人が四島に足を踏み入れる度に「日本国民の感情を傷つける」などと抗議してきたが、島への訪問中止の要請は完全に無視された形だ。
首相は大統領時代の2010年11月、国家元首として旧ソ連時代を通じて初めて国後島を訪れている。前回はその後、両国関係が険悪化し「戦後最悪のレベル」(外交筋)まで陥った。
首相は3日、今回の極東歴訪の最初の訪問地であるウラジオストクからサハリン州に移動。ユジノサハリンスクで開かれたクリール諸島(千島列島と北方領土)開発計画に関する協議で、首相は「島々はサハリン州の重要な一部であり、ロシアの領土の重要な一部だ」と強調。さらに280億ルーブル(約690億円)の予算をかけて進められている同開発計画の政府支出を増やす意向も示唆した。
首相は1度、悪天候のため今回の訪問の見送りを示唆したが、「政府の一員として訪れることは極めて大事だ」とこだわりを見せ、予定されていた択捉島ではなく、国後島を強行訪問した。
両国の領土交渉は、6月下旬の日露首脳会談で「静かな環境のもとでの実質的な議論」を目指すことを確認したばかりだが、首相の強硬姿勢を前に日本側の反発が強まるのは必至で、交渉そのものが停滞する恐れが出てきた。
メドベージェフ首相らは空港、住宅、岸壁などのインフラ整備の状況を視察するもよう。