どうしょう、と堂々めぐりのままでしたが、早朝、病院に電話しました。
「父をひとりにできないんですけれど、処方箋郵送お願いできないでしょうか」と思いきって言うと案の定断られました。「事情はわかるのですが」とやんわり。
父は昨夜、夜中まであばれていたので今はグーグー寝ています。
「今だ!処方箋だけ貰いに行こう!」タクシーを拾って大急ぎで行きました。
「定期検診はキャンセルします。処方箋だけお願いします。」と言って立ったまま待ちました。
キャンセルが多いそうで、いつもの半分ほどの入りです。
強力なマスク(四重になったもの)は快適でした。ちっとも苦しくない。
処方箋を貰ってまた急いでタクシーで帰宅すると、玄関のドアは開けっ放し、酸素会社が持ってきたカニューラを3つ持っている(先週から申し込んでいたもので郵便受けに入れておいて、と頼んでいました)、
父はずっと玄関から顔を出していたのでしょう。雨戸は豪快に開けており、キッチンに下ごしらえしていた野菜の煮物(まだ味付けしていない)は、ぶちまけられており、鍋は水をはっていました。
なぜか朝刊が机の上にあり、父は機嫌よく笑っていました。
急いでトイレを見ると、まだ行っていない(スリッパの置き方でわかるようにしています)、パジャマのままウロウロ。
着替えと歯磨き・洗顔をさせて食事、父はテレビニュースを見ながら「わからん!」の連続。
天気がいいので、シーツなど大物洗濯をし、近所の薬局へ処方箋を持って行き、無事、薬を貰いました。
今日バタバタしていて大変でした。ニ階のベランダに布団や洗ったシーツを干したり取り入れたりする時、玄関に行って「おーい!!」と叫ぶ父、こまったちゃん、だけれど、ものすご~く可愛いのです。