ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

ゼアーニ、最高の名唱、ヴェルディ「ドン・カルロ」~世の空しさを知る神

2010年06月13日 | オペラ
Virginia Zeani - 'Tu che le vanita' - Don Carlo - Verdi


ゼアーニの「ドン・カルロ」のエリザベッタを聴いて、ああ、これがヒロインなのだ!と感動、嫁いだスペインと生まれたフランスとの間にたって悩む王妃エリザベッタ、心の震えまで表現する繊細さ、そして王妃として定められた運命の厳しさ、ゼアーニの魅力を堪能しました。

☆1963年、イタリアオペラ来日でイタリア語通訳なさったぐらっぱ亭さまに!
NHKがあの時、うまく交渉していたらステッラとゼアーニの競演も楽しめたかもしれません。
1963年は、もはやはるか昔のこと、でも心のどこかで時が止まっているとも感じるのです。
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ゲオルギュー、憧れのゼアーニを語る、そして・・・

2010年06月13日 | オペラ
Virginia Zeani & Angela Gheorghiu meet at last on 7th May 2007


ルーマニア出身のソプラノ、アンジェラ・ゲオルギューが、憧れのプリマ、ゼアーニへの思いを語る。

ゼアーニはいくつになったのでしょうか。
1980年代まで現役でした。私も知らなかった・・・レコードで有名な歌手しか当時の日本ではわからなかったのも無理はないのですが。
面白いことにヨーロッパの聴衆は「現場主義?」ですので、実力はよく知っていました。
☆これをぐらっぱ亭様に、と思ったのですが、ゼアーニはかなりの年齢ですので、次の「ドン・カルロ」にします。

☆フィナーレに流れるのは最初にゲオルギュー、続いて写真が変わってかつてのゼアーニのヴェルディ「ラ・トラヴィアータ」です。
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夢の饗宴、ヘンデル「オンブラ マイ フ(木陰よ)」メリルとメニューイン

2010年06月13日 | 芸術
Robert Merrill (with Yehudi Menuhin & Carroll Hollister) - "Ombra mai fu" (Handel's "Largo")

往年の名バリトン、ロバート・メリル、往年のメトロポリタン歌劇場の名歌手だった、そしてメニューインのヴァイオリンが響く、
これは贅沢極まりない「夢の共演」「饗宴」である。

メリルはレコード録音が多い、そのほとんどがカラスとディ・ステファノと一緒で、堂々たる美声は、スカラのバスティアニーニにひけをとらない。
そしてメニューインのヴァイオリンが何と暖かいことか・・・少年時代、天才の名をほしいままにした大ヴァイオリニストだが、ここではまるで「歌い手」のようなカンタービレを聴かせる。
楽しいひとときをどうぞ♪
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